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2018.06.15

政策実践・探究演習 洲本プロジェクト合宿を実施【政策学部】

2018年6月9~10日、政策実践・探究演習ⅠAⅡA (国内)洲本プロジェクト(担当:的場 信敬教授)の第1合宿に15名が参加しました。
農漁業の活性化と再生可能エネルギーの活用をあわせた「グリーン&グリーン・ツーリズム」をコンセプトに、淡路島の洲本市で続けてきた域学連携事業は今年で6年目になり、これまで160名を超える学生が関わってきました。

■6月9日
市内にある再生可能エネルギー設備をめぐり、洲本市役所 高橋壱氏から説明を聞きました。農業用ため池の上にソーラーパネルを浮かべた「塔下新池ため池ソーラー発電所」や「龍谷フロートソーラーパーク洲本」、農地のうえにパネルを設置した「淡路ソーラーファーム発電所」、竹チップを燃やして温泉に熱を供給するボイラーなどを見学しました。
また、2018年11月10日に開催される音楽フェスの打ち合わせをおこないました。これは、バイオディーゼル燃料から得た電力で音楽フェスを実施する企画です。



■6月10日
千草竹原(ちくさたけはら)の「あわじ花山水」で満開の紫陽花を見たあと、竹原町内会長の太田明弘氏から小水力発電について説明を聞きました。2014年度に小水力発電をつけてから、村を訪れる人が増えてきており、3世帯7人の小さな村の活性化策として「エネルギー自給村」を目指しております。現在は、風力や太陽光発電の可能性を模索中です。
今回の合宿では、耕作放棄地一面に生える特定外来生物「ナルトサワギク」をひき抜いて、ハーブの種をまく作業をおこないました。この雑草は繁殖力が強いうえに毒を含むため鹿も食べず、悩みの種になっています。除草をした箇所にハーブを育てて「ナルトサワギク」の繁殖を抑えることが出来るか実験することにしました。

今年度の洲本プロジェクトは、「千草竹原の再エネ」「塔下地区の活性化」「竹の活用」「自転車ツアー」の内容で、学生が事業を提案して、イベントの企画・実施をしていきます。

■リンク
的場教授 紹介ページ
政策実践・探究演習