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2018.06.19

「鳥獣害の実態について」ご講義いただきました 

 2018年6月19日(火)、「食の循環実習Ⅱ」において、京たんご ぼたん・もみじ 比治の里 総括責任者 金志 繁実 氏 と NPO法人 日本都市農村交流ネットワーク協会 副理事長 尾松 数憲 氏を講師としてお招きし、「京丹後における鳥獣害の実態と野生獣肉の流通」をテーマにご講義いただきました。
 金志氏からシカやイノシシなどの鳥獣が作物を荒らし、農家を困らせている実態があることをお話いただきました。また、尾松氏からは、京丹後の有害鳥獣を食用肉になるまでの工程や仕組み、それにより地域貢献につなげる動きをご説明いただきました。約10年前に関係法律ができたほどのまだまだ新しいジビエの世界であるので、ぜひとも積極的に興味関心を持ってほしいとメッセージをいただきました。
 学生らは、農家の鳥獣害実態とそれを活用した食の流通への関心を高めたにちがいありません。

学生のコメント:
「捕獲から販売されるまでの工程はリアルで興味深かった。」
「どこで捕獲・加工されたのかトレーサビリティで知ることができるのは安心だと思う。」
「農家の被害解消と食料調達が同時にできて良い効果を生み出す取り組みだと感じた。」