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2018.06.04

理工学部2年生の堀井選手(サッカー部所属)がデフ(聾者)サッカーアジア選手権に出場し銀メダル獲得【障がい学生支援室・学生部】

理工学部環境ソリューション工学科2年生でサッカー部に所属している堀井選手は、生まれつき聴覚に障がいがある中、デフ(聾者)ワールドカップ大会出場を目指す日本代表選手に選ばれ、アジア予選大会(韓国 昌原市(チャンウォン)2018/4/23~5/7開催)に出場し、銀メダルを獲得しました。

堀井選手の走力は50メートル6秒0と早く、豊富な運動量も兼ね備えており、1試合を除く全試合に出場して日本代表監督から絶賛されました。また、アジア予選2位となったことで2020年に開催されるデフワールドカップ出場権を獲得しました。

堀井選手は子供の頃からサッカーが好きでしたが、生まれつき聴覚に障がいがあり言葉でのコミュニケーションに苦労し、最初は大きなグランドでおこなうサッカーは難しかったため、小学校2年生からフットサルをはじめ、小学校4年生から勇気を持ってサッカーにチャレンジしました。

堀井君の勇気を奮い立たせたのは父親のことばで、「障がいがあるからできないことはない!」という言葉を信じて様々なことに挑戦してきました。

高校では、サッカーの強豪校である東山高校に進学し、サッカーでサイドミッドフィルダーとして活躍しました。

補聴器をつけて、わずかな聴力はありますが、相当神経を集中しないと聞き取れなく、堀井君は今も少しずつ聴力が弱くなっていると感じていて、聞こえなくなった時のために、大学入学後、1年間で手話を修得しています。

これからも世界の舞台で活躍する堀井選手へのご声援、よろしくお願いいたします。


チームメイトと写る堀井選手(写真左)


相手ディフェンダーと激しくぶつかる堀井選手