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2018.08.28

政策実践・探究演習(国内)洲本プロジェクト第3回合宿を開催【政策学部】

「政策実践・探究演習(国内)洲本プロジェクト(以下、洲本プロジェクト)」(担当:的場信敬教授)の第3回合宿を2泊3日で行いました。洲本プロジェクトは、2018年度は5班に分かれて取り組んでおり、そのうちの3班が今回合宿を行いました。


■千草竹原班
洲本市街地から車で15分ほど、竹原ダムの奥にある千草竹原は3軒7人の小さな村です。龍谷大学、九州大学、地元自治会が協働で2016年に小水力発電を導入してから、水路の掃除や水漏れ修理作業などの維持管理を学生が手伝ってきました。今年度はさらに一歩進めて、集落内の電気や熱を再生可能エネルギーでまかなう「エネルギー自給村」をめざして、将来像や実施計画を作ります。

合宿では住民の方々と話をしながら、太陽光発電や太陽光熱の利用、村の取り組みを島外に発信する方法、エネルギー自給村を支援する関係人口の増やし方についてアイディアを出し合いました。また、農地の上に太陽光パネルを設置するソーラーシェアリングを検討するために、農地の除草作業をおこないました。


■塔下班
五色町鮎原塔下の塔下新池を管理する田主(たず)の方々と、鮎原米を使った米ワッフルの試食と意見交換をおこないました。前回の第2回合宿で学生から企画を説明したところ、米ワッフルのイメージが湧かないという声があがり、今回は試作中のものを食べていただきました。また、市内に苺農園とケーキ店を開業する星の果実園にも試食をお願いして、色々と意見をいただきました。

米ワッフルは、10月中旬に洲本市で開催されるマルシェイベント「レトロなまち歩き」で販売し、洲本プロジェクトの活動をPRする予定です。


■イベント班
洲本市内をサイクリング自転車で巡るツアーを企画するために、今回の合宿ではクロスバイクを借りて実際に走ってみました。洲本市街地から由良港などを通って宿泊場所のある鮎原下へ。翌日は、鮎原下をスタートして五色側の海岸を走り伊弉諾神社へ。途中、道のアップダウンや休憩所の場所、景色が美しい所などを記録していきます。これらはルートを考えるための作業で、実際に自転車で走りながら確認していき、今年度の最後にはマップ作成を考えています。


■リンク:的場 信敬教授紹介ページ