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2018.09.12

キャンベル共同計画ライブラリー(C2ライブラリー)を更新【犯罪学研究センター】

日本におけるエビデンスに基づいた犯罪対策の確立を目指して

龍谷大学 犯罪学研究センター(Criminology Research Center)では、犯罪をめぐる多様な〈知〉の融合と体系化を目的とし、現在14のユニットでの研究活動が行われています。

その一つである「政策評価」ユニット*1では、浜井 浩一 ユニット長(本学法学部教授)のもと、犯罪学(犯罪防止)における科学的エビデンスの構築と共有を目的として、2000年に国際研究プロジェクトとして始まったキャンベル共同計画(Campbell Collaboration: C2)*2に協力しつつ、政策評価研究が行われています。



今回、「政策評価」ユニットの2017年度の活動成果物である「抄録(Plain language summary)」を中心として、計93ファイル(教育23・刑事司法29・社会福祉40・方法論1)を下記の通りライブラリへ追加、更新いたしました。

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■キャンベル計画TOP
https://crimrc.ryukoku.ac.jp/campbell/index.html
→メインコンテンツである「ライブラリ」各ジャンルページへ
よりスムーズにアクセスできるように調整しました。

■キャンベル共同計画ライブラリ
https://crimrc.ryukoku.ac.jp/campbell/library/index.html

<ライブラリ内 カテゴリページ>
・「教育」分野
https://crimrc.ryukoku.ac.jp/campbell/library/education.html

・「刑事司法」分野
https://crimrc.ryukoku.ac.jp/campbell/library/crimejustice.html

・「社会福祉」分野
https://crimrc.ryukoku.ac.jp/campbell/library/social.html

・「方法論」分野
https://crimrc.ryukoku.ac.jp/campbell/library/methods.html

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【2017年度 抄録(Plain language summary)翻訳担当者】*50音順
相澤 育朗
大西 深雪
斧原 藍
小保内 太紀
今野 行
藤村 達也
舛井 簾
中田 友貴
西本 成文
山崎 優子
山田 早紀
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抄録(Plain language summary)より一部抜粋

抄録(Plain language summary)より一部抜粋


今回、新たに加わった「抄録」は、キャンベル計画の数々の成果報告を広く一般に周知するために簡潔にまとめられた英語版のパンフレットを日本語に訳したものです。この「抄録」を通して、各調査研究が何を目的とし、どのような結果が得られたのかを端的に理解することができます。
さらに、この「抄録」を端緒として「レビュー」や「プロトコル」などの調査報告書を読み進めていくことで、エビデンスについて考える機会や成果を活用する機会が増える一助となることを期待しています。

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*1「政策評価」ユニット:
https://crimrc.ryukoku.ac.jp/org/science.html

*2「キャンベル共同計画(Campbell Collabolation: C2)」
社会、行動、教育の分野における介入の効果に関して、人々が正しい情報に基づいた判断を行うための援助することを目的する国際的な非営利団体です。