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2018.11.14

東大津高校にてアグリカフェを実施【農学部】

11月14日、東大津高校(滋賀県)にて、農学部アグリカフェ「チョコにまつわる甘くない話~生態学で貧困を救う~」を実施しました。
農学部では、「食」や「農」に関する内容を簡単な実験や体験をとおして、高校生と語り合い、高校生の研究や学びへの意欲を醸成する取り組みを行っています。
今回は、カカオ豆の産地であるアフリカ農民の暮らしについて、農業経済の視点から坂梨健太講師(食料農業システム学科)が紹介するとともに、虫やカビで一瞬にしてカカオ畑が台無しになる事例をもとに、塩尻かおり講師(植物生命科学科)が生態学から病虫害の予防についてアプローチ。理系と文系の視点から、高校生にとって身近な「チョコレート」をテーマに、能動的に学ぶアクティブラーニング形式で実施しました。



高校生の感想
・身近でよく食べているチョコレートの、普段考えないような話、知らない話が聞けて良かった。
・葉につく虫によって、その植物が出す成分(香り)が変わることがわかり、おもしろかった。
・チョコレートの話から子供たちの労働の話につながっていくところに関心が持てた。
・世界的な農業に関わる問題を知ることができて良かった。
・クイズや虫の観察、実際にカカオ豆を食べることができたりしておもしろかった。