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2019.01.17

田畑正久先生 最終講義の開催 【文学部】

 文学部教授の田畑正久先生が2019年3月末日をもって、退職されることになりました。退職記念最終講義が次のとおり開催されました。

 当日は、実践真宗学研究科の院生や学部生のみならず一般の方も多く参加され、龍谷大学本館講堂が満席になりました。
 はじめに鍋島直樹実践真宗学研究科長より、田畑先生が九州大学医学部時代から仏教に学び老病死に向き合ってきた稀有な医師であり、龍谷大学で教えていただいたお礼が述べられました。そして嬉しい情報として、客員教授として次年度からもご指導いただけることが伝えられ、会場には安堵の雰囲気が漂いました。田畑先生は、迷いを繰り返していた私に、仏の大きな世界から熱が届けられ、小さな殻の中にいる自分の虚仮不実さに気づかされたこと、私たち一人一人が仏に願われて、人類の課題を背負って生きる役割があることを教えてくださいました。学生や来場者の方からは、田畑先生のご指導に救われたというお話も伺いました。
 最後に実践真宗学研究科の院生より、花束と色紙が贈呈されました。先生のお人柄があふれた、あたたかい雰囲気の最終講義となりました。

                記

【文学部教授 田畑正久先生 退職記念最終講義】
  1.日 時 : 2019年1月10日(木) 15時00分~16時30分
  2.場 所 : 龍谷大学大宮学舎 本館講堂
  3.講 題 : 「老病死の苦と共に取り組む医療と仏教」
  4.講 師 : 田畑正久 龍谷大学大学院実践真宗学研究科教授、医師
  5.主 催 : 龍谷大学大学院実践真宗学研究科社会実践演習
  6.協 力 : 龍谷大学真宗学会、世界仏教文化研究センター応用研究部門、
           人間・科学・宗教オープン・リサーチ・センター
  7.参 考 : 田畑正久 教授の研究内容



鍋島直樹実践真宗学研究科長より謝辞


本館講堂が多くの方で溢れました