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2019.01.18

第30回 新春技術講演会 ポスターセッションに参加【犯罪学研究センター】

世界が注目する日本の犯罪学 〜エビデンスにもとづく研究と共生社会に向けて〜

2019年1月16日(水)、龍谷大学 犯罪学研究センター(CrimRC)は、びわ湖大津プリンスホテルで開催された「第30回 龍谷大学 新春技術講演会」内のポスターセッションに出展しました。
【イベント概要>>】https://kagiken.seta.ryukoku.ac.jp/kouen/30_2019annai.htm

講演会<第1部>では、入澤 崇学長より「科学と仏教」と題した記念講演が行われました。冒頭、「現代科学に欠けているものを埋め合わせてくれる宗教があるとすれば、それは『仏教』です。」というアインシュタイン氏のことばを引用し、講演では「仏教とビジネス」や「文明としての仏教」、「仏教とSDGs」など多角的な視点が示されました。
とりわけ「文明としての仏教」に関する部分では、仏教用語の「如実知見(にょじつちけん)」の“現実をあるがままに見抜く”という教えが科学に通じるものがあるとし、自己の先入観に偏らず、他者や社会とのつながりの中で自分自身を整えていくことの大切さが説かれました。


第30回 龍谷大学 新春技術講演会のようす

第30回 龍谷大学 新春技術講演会のようす


第2部講演会との合間に行われたポスターセッションでは、学内より60を超える出展者が一堂に会し、今回のテーマである「課題への挑戦、科学で拓く新たな未来」に関連した多様な発表が行われました。
犯罪学研究センターでは、「世界が注目する日本の犯罪学 〜エビデンスにもとづく研究と共生社会に向けて〜」と題し、政策評価ユニットが関わる「国際研究プロジェクト・キャンベル共同計画」意識調査ユニットが関わる「国際標本調査プロジェクトの成果」について紹介しました。
来場者からは、日本の犯罪をとりまく現状や近年の変化、今後の犯罪や再犯の予防の在り方について複数の質問や意見が寄せられ、犯罪学への関心の高さを実感しました。


犯罪学研究センター ポスターセッションのようす

犯罪学研究センター ポスターセッションのようす


ポスターセッション会場のようす

ポスターセッション会場のようす


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>>犯罪学研究センター ポスター展示内容(PDF)


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「人にやさしい犯罪学」を掲げる犯罪学研究センター(CrimRC)では、今後も、エビデンスに基づく研究と対人支援の観点からの犯罪者の処遇、そして共生社会を目指した真の意味での犯罪対策の在り方を探っていきます。