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2019.03.01

政策実践・探究演習「守山プロジェクト」学生が守山学区「わがまちミーティング」に参加

 2019年2月16日(土)に政策学部の「政策実践・探究演習(国内)」守山プロジェクトのスタディツアーを実施しました。午前中は市内にある旧中山道周辺のまちあるき(写真1)を行い、3回生2名、2回生4名、1回生4名が参加しました。午後から、受講生7名(3回生3名、2回生4名)が、守山学区が主催するわがまちミーティングにおいて、各グループのワークショップの進行(ファシリテーター)、及びホワイトボードを利用し話し合いの流れが見えるよう記録(グラフィッカー)を担当しました。スタディツアーに参加した1回生4名も先輩たちの活躍ぶりを見学しました。
 学区のわがまちミーティングは、守山市まるごと活性化プランの取組の1つで、無作為抽出によって選出された一般市民の方たちがまちづくりについて話し合う重要な場です。受講生7名は、6月にファシリテーターとしての研修を受け、9月に福知山市の次世代交流ワークショップで経験を積み、守山市・守山会館の担当者の方とも何度も内容について打合せを行い、講義の中でも練習をするなどしてこの場に臨みました。
 主催者からの開会挨拶に続き、本プロジェクトの担当教員である只友教授が開会時に話し合いの意義などを市民参加者に説明し(写真2)、グループの話し合いはスタートします。そこから、学生と市民ファシリテーターの方がグループの話し合いの進行役を担い(写真3、4)、参加者に自己紹介を兼ねた発言をいただき初対面の参加者の緊張をほぐしていきます(アイスブレイク)。そこから約2時間、3つのテーマで話し合いは進行していきました。話し合いの進捗を参加者にわかりやすく記録するのがグラフィッカーの役目です(写真5、6)。最後に全体でグループでの話し合い結果を共有し、只友教授が全体講評を行いました。
 このような多様な世代の話し合いの場で参加者からうまく意見を出していただくには、ファシリテーターとしての高いスキルが必要です。受講生は、プロジェクト活動を通してミーティングの意義を学修しながら、最初はたどたどしい進行でしたが、こうして現場で回を重ねるごとにファシリテーションのスキルが向上しています。今後も、「政策実践・探究演習」の1つのプロジェクトとして、守山市・福知山市主催のワークショップに継続して関わっていく予定です。


旧中山道のまちあるき


趣旨説明と話し合いの意義について語る只友学部長


グループの話し合いを進行する3回生(受講2年目)


学生と市職員のペアでファシリテーター


話し合いの流れを記録するグラフィッカー


話し合いの進行をまとめたグラフィックレコード