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2019.03.05

「福島スタディツアー」 ~福島の“今”を見、福島を生きる人々の“言葉”を聴き、そして“自分”を見つめる~ 事後学習会を実施  3/8(金)9:40~本学にて

【本件のポイント】
・復興のために乗り越えないといけない課題等について、学生自身が五感をフルに使って“今”を見、そこに生きる人々の言葉を受け止め、自分自身の問題として、福島について考えるきっかけとなることを目的に、2/19~2/23の日程で本スタディツアーを実施しました。
・このツアーを終え、2週間経った今、改めてどのようなことを考え、自分の周囲の人々に何を伝えたいと思っているのかを、参加者全員でふりかえります。
・福島県の中でも、地震・津波・原発の被害が深刻であった中通から浜通り辺りを中心に訪問し、今もなお続く震災の被害を実感すると共に、復興状況を学びました。

【本件の概要】
 「福島の“今”を見、福島を生きる人々の“言葉”を聴き、そして“自分”を見つめる」をテーマに、地元の高校生、マスコミ関係者、農家、NPO、起業家、地元住民、福祉関係者など、福島県在住の多様な立場の方から、福島の現状や発災当時の状況についてお話を聴かせていただきました。
 また、お話を聴くだけではなく、高齢者サロンを訪問して地元の皆さんと交流の時間を持ったり、町中を散策する時間や地元の歴史に触れる時間を設けるなど、自分自身でも福島の多様な面を発見する機会を作りました。
 南相馬市や浪江町では、次々と建設された新しい建物を見学したり、南相馬市小高区で起業されている方の柔軟でアイディア溢れた実践に触れる中で復興の息吹を感じる一方、少し車で走ると津波の被害を受けたままの建物や更地と太陽光パネルが広がる風景、そして震災がれきが詰め込まれたフレコンバックが積まれているガレキ置き場を目にして、被災地の厳しい現実を実感しました。
 スタディツアー中は、毎日、感じたことや考えたことなどをふりかえり、参加者間で共有し、引率教員のアドバイスを受けながら、学びを深めました。
 今回は、そのスタディツアーでの学びを総括し、事後学習会を開催します。

1.日時:2019年3月8日(金) 9:40~11:40

2.場所:龍谷大学 深草キャンパス 和顔館 B105

3.参加者:本スタディツアーに参加した学生15名

4.引率:筒井のり子(社会学部・教授)
    竹田純子(ボランティア・NPO活動センターコーディネーター)

5.その他
 本スタディツアーは、ボランティア・NPO活動センターの国内体験プログラムとして、2015年度より実施しており、今回で4回目になります。
 <このスタディツアーに付随する活動予定>
  ・3月6日(水)東日本大震災追悼法要 12:00~13:00 瀬田 樹心館
  ・3月8日(金)東日本大震災追悼法要 12:00~13:00 深草 顕真館
         法要終了後、参加学生による活動報告

問い合わせ先 : ボランティア・NPO活動センター 竹田  Tel 075-645-2047