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2019.02.28

持続可能社会への指針構築のために議論 龍谷大学里山学研究センター シンポジウム 「SDGsと里山モデル~持続可能社会に向けて~」 3/9(土) ピアザ淡海にて

【本件のポイント】
・2018年度龍谷大学里山学研究センターのシンポジウム「SDGsと里山モデル~持続可能社会に向けて~」を開催
・里山学研究センターでは、文部科学省 私立大学戦略的研究基盤形成支援事業の採択を契機に、琵琶湖の保全・再生に「Satoyamaモデル」を活かす政策を模索
・緑と水と生きものたちの豊かな持続可能社会に資する指針を構築するために議論を行う

 龍谷大学里山学研究センターは、2004年度に文部科学省オープンリサーチセンター整備事業として採択されてから、人と自然との共生をめざした「里山学」を掲げ、里山の保全再生に向けたプロジェクト研究に取り組んできました。また、2015年度文部科学省私立大学戦略的基盤形成支援事業に採択されたことを契機に、琵琶湖の保全・再生に「Satoyamaモデル」を活かす政策を模索しています。今回は、ピアザ淡海(滋賀県大津市)において、里山学研究センターシンポジウムを開催いたします。
 「公正な持続可能社会」の実現は、わたしたち人間の究極の課題といってよいでしょう。国連の環境と開発に関する世界委員会(1987年)や地球サミット(1992年)によって「持続可能な開発(発展)」という理念が提訴され、2015年には、「住み続けられるまちづくり」や海と陸の持続可能な生態系の維持及び回復などを目標とするグローバルな17のSDGs(持続可能な開発目標)が国連総会で採択されました。いま世界各地でこの取り組みが行われつつあります。
 「里山」はかつて人が自然に働きかけて持続可能な生活を営んできた場所です。グローバルな課題を前にして、ローカルで身近な里山における人と自然の関わりを見つめなおすことにより、自然と共存し、持続可能な社会を実現するための「里山モデル」を考えたいと思います。緑と水と生きものたちの豊かな持続可能社会への指針を見つけるために共に議論します。

【シンポジウム概要】

1.開催日時 : 2019年3月9日(土) 13:00~17:15
         (開場/ポスターセッション開始 12:30)
2.開催場所 : ピアザ淡海 ピアザホール
         (滋賀県大津市におの浜1-1-20)

3.プログラム:
 第0部 <ポスターセッション> 
 「里山にかかわる多様な研究・取組みのポスター展示」

 第1部
 <主催者挨拶> 牛尾洋也(龍谷大学里山学研究センター・センター長)
 <講演Ⅰ> 「SDGsと地域社会の挑戦」
 野田真里 氏(茨城大学人文社会科学部社会科学領域・准教授)
 「持続可能社会の里山モデル」
 丸山徳次 (龍谷大学・名誉教授 センター研究フェロー)

 第2部
 <講演Ⅱ> 「里山の生態系サービス:その歴史変遷と将来」
 湯本貴和 氏(京都大学霊長類研究所・所長 
 社会生態研究部門生態保全分野・教授)
 「順応的な環境ガバナンスのあり方を求めて」
 宮内泰介 氏(北海道大学大学院文学研究科・教授)

 第3部
 <ポスターセッション> 「里山にかかわる多様な研究・取組みのポスター展示」

 第4部
 <パネルディスカッション> 「持続可能社会への指針を求めて」
 パネリスト
  野田真里 氏/丸山徳次/湯本貴和 氏/宮内泰介 氏
 コーディネーター
  田中滋(龍谷大学社会学部・教授)
 <閉会挨拶> 村澤真保呂(龍谷大学里山学研究センター・副センター長)

4.その他 : 入場無料、事前申し込み不要 (一般来聴歓迎)

5.主催  : 龍谷大学里山学研究センター

6.後援  : 滋賀県

7.補足  : 
詳細は以下のURLもしくは右のQRコードからご確認ください
https://satoyama.kenkyu.ryukoku.ac.jp/news/2019/02/2018.html


シンポジウム案内HP

問い合わせ先 : 龍谷大学里山学研究センター 中平  Tel 075-645-2154