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2019.04.22

龍谷大学と社会福祉法人全国手話研修センターとの連携協力に関する協定を締結 4/26(金)13:00~ 深草キャンパスにて

【本件のポイント】
・社会福祉法人全国手話研修センターへの厚生労働省による「若年層の手話通訳者養成モデル事業」の委託がきっかけとなり、連携協力協定を締結
・龍谷大学の教育、建学の精神と密接に関わり、SDGsの理念にも合致し、京都市の条例の推進への寄与にも繋がる活動

【本件の概要】
 龍谷大学(京都市伏見区)は、社会福祉法人全国手話研修センター(京都市右京区)と連携協力に関する協定を締結し、学生や教職員への啓発、研修プログラムの実施、インターンシップ生の受け入れを実施することにしました。
 障害者基本法において手話の言語性が認められるとともに、障害者差別解消法や改正障害者雇用促進法において、視聴覚障がい者への情報提供等の合理的配慮が義務化されるなど、手話通訳者等の意思疎通支援者へのニーズが高まっていますが、専門的な養成がなされていないことや、手話通訳者等の高齢化による人材不足が喫緊の課題となっています。
 こうした背景から、厚生労働省では高等教育機関への手話通訳者養成の普及を目的として「若年層の手話通訳者養成モデル事業」を同センターへ委託しており、本学に協力依頼があったことから、実現に至りました。
 同事業は、社会の要請に応え、地域社会の発展に寄与するものであり、「自省」と「利他」といった考え方、他者のために動くことで成長していく本学の教育、建学の精神と密接に関わる取り組みであると捉えています。また、“誰一人取り残さない”というSDGsの理念にも合致します。さらに、京都市が施行する「京都市手話言語がつなぐ心豊かな共生社会を目指す条例」(京都市手話言語条例)の推進に寄与することにも繋がることから、連携協定を締結して協力することが望ましいと大学として判断するに至りました。 
 今回の連携協力に関する協定により、龍谷大学と全国手話研修センターが協力し、事業の推進を図っていきます。なお、大学と全国手話研修センターによる連携協定は、全国初の試みです。

■ 日 時  
 2019(平成31)年4月26日(金) 13:00~

■ 会 場  
 龍谷大学 深草キャンパス 紫英館(6号館) 2階 理事室
 (京都市伏見区深草塚本町67)

■ 内 容  
 1.開会
 2.協定の概要説明
 3.署名および写真撮影
   龍谷大学 学長 入澤 崇(いりさわ たかし)
   社会福祉法人全国手話研修センター 理事長 黒崎 伸幸(くろさき のぶゆき)
 4.質疑応答

問い合わせ先 : 龍谷大学 REC(京都) 野澤 Tel  075-645-7754