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2019.04.23

「性のあり方の多様性に関する基本方針」のもと ジェンダー・セクシュアリティ相談員を配置 4/24(水)研修会の実施、5/7(火)~相談受付開始

【本件のポイント】
・性的指向や性自認に関する相談窓口を新設
・理解ある教員数名を相談員に指名し、場所を固定せず、周りに気兼ねなく相談できる環境を整備

【本件の概要】
 龍谷大学では、「性のあり方の多様性に関する基本指針」を定め、性別にかかわらず誰もが使える「だれでもトイレ」を64箇所設置するなどの取り組みを進めています。また、2018年度は、work with Pride(※)主催の「Pride指標2018」において最高賞のゴールドを受賞しました。

 この度、これらの取り組みの一環として、ジェンダー・セクシュアリティ相談員を配置することとなりました。これは、学生や教職員の性的指向や性自認に関する相談を受け、関係部署と連携すること、そして今後の相談体制の検討に資するエビデンスを得ることを目的として、人権問題研究委員会のもと実施するものです。
 龍谷大学宗教部が窓口となり、メールまたは来室により相談申込を受け、日程や場所の調整を行い、学生や教職員からの相談対応、セクシュアルマイノリティ学生から相談を受けている教職員への助言、相談内容や相談件数の把握、表出した課題等の蓄積等を行います。個人情報の取り扱いに配慮し、本人の了解を得た上で、必要に応じて、相談員や事務局が協力しながら対応します。
 また、これに伴い、4月24日(水)には、相談員を含めた教職員を対象に「セクシュアルマイノリティ学生からの相談対応について」と題し、下記のとおり、全学人権研修会を行います。「学生から相談を受けたが、どうしたらよいかわからない」「相談を受ける際に、どんなことに注意する必要があるのか」など相談を受ける側としての不安を少しでも解消できるよう、筑波大学ダイバーシティ・アクセシビリティ・キャリアセンター助教の河野禎之氏をお招きし、グループワークを交えながら、具体的な対応についてお話いただきます。

 その他、今月28日(日)、29日(月)には、代々木公園(東京都渋谷区)で開催される性と生の多様性を祝福するアジア最大級の祭典「東京レインボープライド2019」の「プライドフェスティバル」に、学生、教職員、卒業生が「龍谷大学有志」として、ブースを出展します(関東以外の大学の出展は初めてのことです)。

※ work with Pride-企業などの団体において、LGBTなどの性的マイノリティに関するダイバーシティ・マネジメントの促進と定着を支援する団体。

<人権研修会について>
1 日時  2019年4月24日(水) 18:00~19:30
2 場所  深草キャンパス 和顔館 B106教室
3 講師  
  筑波大学ダイバーシティ・アクセシビリティ・キャリアセンター助教 河野 禎之氏
4 内容  ・龍谷大学の現状説明
      ・筑波大学の取り組みと相談の状況など(ワーク含む)

※ 教職員向けの研修ですが、取材いただけます。よろしくお願いいたします。  

問い合わせ先 …宗教部 担当:安食(あんじき)Tel 075-645-7880