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2019.08.05

最先端分子育種研究の現場とは ~植物ゲノム情報学Ⅱ~

2019年7月17日(水)、「植物ゲノム情報学Ⅱ」において、公益財団法人かずさDNA研究所より、主任研究員 白澤 健太 氏をお招きし、「最先端分子育種研究の現場」というテーマで講義をしていただきました。多種多様な作物のゲノム情報を利用した育種を実践されている白澤氏には、毎年お越し頂き、貴重なお話をお聞かせ頂いています。

講義では、桜について取り上げられました。春が近づくと多くの方が心待ちにする桜の開花。
代表的な桜品種ソメイヨシノについて、トランスクリプトーム情報を元に開花日を予測する遺伝子を決めたり、
139品種の類縁関係をゲノム情報から調査し、ソメイヨシノの祖先種を見出したことなどをお話いただきました。

身近な植物を題材として最先端の研究に触れ、学生たちは皆、真剣に聞き入っている様子でした。