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2019.08.20

子どもや保護者に防災理解を促すイベント実施 1927年の丹後震災からの教訓を学ぶ 8月25日 京丹後市大宮町口大野区にて開催

【本件のポイント】
・ 京丹後市大宮町口大野区の幅広い世代の住民に防災への理解を深めてもらうために、龍谷大学政策学部生が防災イベントを企画
・ イベントでは、1927年に起こった丹後震災のお話を被災経験者のご家族から聞き取り
・ 子どもたちに防災に関する知識をわかりやすく身につけてもらうために、防災クイズやゲーム、防災啓発のためのグッズ作りを実施

 龍谷大学政策学部で開講しているPBL科目「政策実践・探究演習」の「京丹後防災プロジェクト」※1(担当教員:石原 凌河准教授)では、「京丹後市夢まち創り大学」※2と協働しながら、2018年4月から大宮町口大野区を中心に地震・風水害・雪害といったハザードや地域防災活動の状況などを調査し、地域防災活動の担い手としての素養を育むとともに地域防災活動のさらなる発展を目的として活動しています。
 口大野区は地震時に竹野川に架かる橋の倒壊や水害時に竹野川の氾濫の恐れがあるものの、避難所に向かうためには橋を渡る必要があり、まとまった人数を収容できる避難所や避難場所の確保をどうするかが防災上の課題となっています。今後は、口大野区における地域住民の防災意識のさらなる醸成、備蓄、避難場所の確保、避難行動などを検討し、地域防災活動の発展につなげていく予定です。
 今回は、子どもやその保護者世代に防災への理解を深めてもらうために、地域住民の方による丹後震災のお話や防災の知識をわかりやすく身につけるためのゲームやクイズ、グッズ作りなどを実施予定です。

1.日 時:2019年8月25日(日)10:30~12:00
2.場 所:口大野公民館
 〒629-2501 京都府京丹後市大宮町口大野 889(TEL:0772−64−2137)
3.参加者(予定)
 京丹後市大宮町口大野区の住民、龍谷大学政策学部PBL科目「政策実践・探究演習(国内)」京丹後防災プロジェクト受講生、政策学部 石原凌河准教授
4.実施内容・スケジュール
 10:30~    地域住民による子ども・保護者に向けた丹後震災の話
 11:00~12:00 子ども向けの防災クイズやゲーム、グッズ作りなど
          防災クイズやマップでの情報をもとに、防災下敷きを作成
5.補足
※1 京丹後防災プロジェクト
 本学参加学生309名。2018年度より地域防災活動のさらなる発展を目的として、京丹後市大宮町口大野区を拠点に北近畿地震の被災経験や災害伝承に関する聞き書き冊子の作成、防災イベント等を実施。
※2 京丹後市夢まち創り大学
 大学が蓄積してきた高度な知識、技術及び情報並びに若い大学生の活力を市内に導入することで、京丹後市の地域と大学が互いに学び合い協働して地域課題の解決や地域の活性化を図ることを目的として、全国11大学の参画を得て「京丹後市夢まち創り大学」を組織。

問い合わせ先…龍谷大学 政策学部教務課 担当:奥村・石倉  Tel 075-645-2285