Need Help?

News

ニュース

2019.10.07

伏見ゆかりの食材を使った特産品づくり―アイデア発表―【社会共生実習】

 9月28日(土)に、社会学部の科目「社会共生実習(伏見の食材を活かした特産品づくりと地域連携)」(担当教員:コミュニティマネジメント学科 坂本清彦准教授)の受講生らが、今年度前期からの調査をふまえて考案した「特産品」のアイデアを発表しました。
この実習では、社会学科とコミュニティマネジメント学科の7名の学生が、京都府京都市伏見区ゆかりの食材を使って、お土産品やレストランで採用していただけるようなメニューの開発に取り組んでいます。
 この日は、伏見区の納屋町商店街「食育キッチン石黒」にて、実習のホストを務める藤掛進さん(日本食育者協会代表理事)をはじめ、前期に伏見区ゆかりの食材についてお話をお聞きした地域の農家さん、食材販売店さん、水産の専門家の先生、政策学部の地域連携プログラムRyu-Sei Gapの伏見わっしょい新党のメンバーらをお招きし、学生たちが考え出した一品のアイデアを紹介しました。
 面白さやユニークさを打ち出せるようなメニューアイデアを心がけたため、独自性が不十分であったり、コストを含めた実現可能性に疑問符がついたり、食べ方の提案を具体化する必要があるなど、出席された地域の方々から多くの指摘をいただきました。
 他方で、「これはいけるんじゃないか」といった好意的なご意見や、「メニューのこの部分を膨らませれば面白いんじゃないか」といった受講生らの考えを超えたアイデアを提示していただくなど、非常に実りの多い発表会となりました。
後期には、今回発表した7品目のうち、アピール度や実現可能性に沿って優先順位をつけ、食育キッチン石黒さんや農福連携事業を展開する障がい者福祉施設の調理施設をお借りして、試作に入ります。試作にあたっては、地域の農家さんから材料を調達させていただくなど、さらに地元関係者とのつながりを広げていきます。伏見わっしょい新党のメンバーとも協働の可能性を探っていく予定です。
 試作ののち、お土産品やレストランのメニューとして実現できそうなものについては、12月末にお披露目をさせていただく予定です。
どんなものが出来上がるか、乞うご期待。


特産品のアイデアを発表する受講生


実習受入れ先「日本食育者協会」の藤掛さんからコメントをもらっている様子

社会学部「社会共生実習」について、詳しくはこちらの【専用ページ】をご覧ください。