Need Help?

News

ニュース

2019.10.09

【ゼミ紹介】ゼミの課外プロジェクト学習の一環として 松原通界隈を実地踏査しました(日本語日本文学科・安藤徹先生)【文学部】

 日本語日本文学科の安藤ゼミ(古典文学演習ⅠB)では、課外プロジェクト学習に取り組んでいます。今期のテーマは、「「古典文学で地域活性化」のための企画書作成」です。

 現在、ゼミでは『源氏物語』夕顔巻を対象に専門的な学びを深めています。その学び(座学)の成果を教室内に閉じ込めるのではなく、社会と結びつける可能性を探ろうというのが、プロジェクト学習の目論見です。学習をつうじて、「いま、古典文学を読むことの意味」についてもしっかりと向き合いたいと考えています。

 具体的には、龍谷大学大宮キャンパスからも比較的近い「松原通」(平安時代の五条大路)界隈を対象にして、古典文学によって地域を活性化するための企画を練るという課題に3チームに分かれて取り組んでいます。平安時代の五条大路にあたる松原通には、「夕顔町」という地名や「夕顔の墓」と伝わる石塔など、古典文学ゆかりの場所がたくさんあります。まずは、それらを実際に見学しようということで、10月5日(土)に実地踏査をました。
 
 踏査の途中では、「松原通界隈地域活性化プロジェクト委員会」の山田正太郎さんと冨江さゆりさんから地域の歴史や現状、課題などについて貴重なお話をうかがいました。さらに、予定外のお誘いを受けて、地元のこどもたちの点てたお茶をいただきました。

 このプロジェクト学習の成果発表会(企画書のプレゼン)は、2020年1月15日(水)の最終授業時にゼミ外、学外の方にも公開して開催する予定です。詳細は後日改めてお知らせします。興味のある方はぜひおいでください。