Need Help?

News

ニュース

2019.10.10

本学文学部の藤本孝一客員教授が、源氏物語の第5帖「若紫」の写本鑑定に貢献【文学部】

本学文学部の藤本孝一客員教授が、源氏物語の第5帖「若紫」の写本鑑定に貢献し藤原定家が書写したものと判明したことが大きく報道されています。

今回、鑑定に携わった藤本客員教授は、冷泉家の古典籍調査等の中心人物であり、文化庁文化審議会専門委員としてのご経験を持つ写本書誌学の第一人者です。龍谷大学で文学部日本語日本文学科の学生を対象とした講義を10年近くにわたり担当されました。学生は、古典の写本で国宝・重要文化財の形態の説明を受けたり、藤本客員教授に写本の保存方法や修理の仕方を実演いただくなど、多くの教えを受けてきました。

藤本客員教授の写本書誌学の見識は学生に大いなる刺激を与えていただき、今回のニュースを龍谷大学としても大変喜ばしく受け止めております。