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2019.11.11

2019年度 第6回 REC BIZ-NET研究会「植物の“香り”コミュニケーションと農業利用 -近年深刻化する高温障害への対応事例を交えて-」を開催します!

みなさんは「スメハラ」という言葉をご存じですか。匂いによるハラスメントの略称で、身だしなみが整っていない場合など周囲への匂いの気遣いが人間関係には必要であることを示している最近うまれた言葉です。  生物は「匂い」や「香り」を重要な情報源としています。少し時間のたった食べ物がまだ食べることができるか否かは、匂いで確認したくなりますし、香水の高貴な香りにうっとりしたり、お香の薫りで落ち着いたりと、「匂い(香り)」が人の精神状態にまで影響を及ぼすことは、周知のことです。
一方、最近の最先端の生物学から、植物もまた、 「匂い(香り)」を大切な情報源にしていることが明らかになってきています。またこの匂い感知能力を利用した成長制御剤の開発もなされ始めています。

そこで、本研究会では、
1.植物が「匂い成分」を介して害虫による食害情報をその天敵昆虫に伝えていることを京都大学生態学研究センターの高林純示先生に、
2.「匂い成分」で高温情報を植物同士で伝え合っていることを神戸大学の山内先生に、解説いただき、
 そして、その知見を農業技術に展開した事例として、
3.高温障害を回避する薬剤「すずみどり」の開発について、株式会社ファイトクロームの河合博さんに講演頂きます。

また、本学教員から関連した話題を提供いたします。
「揮発性物質」や「温度」といった従来あまり評価されてこなかった環境要因が、作物の成長制御のポイントになり得る、というアイデアをお持ち帰りいただければと思っています。

【日 時】2019年12月16日(月) 14:00~17:15( 受付開始 13:30 )

【場 所】龍谷大学 瀬田キャンパス REC小ホール
     (大津市瀬田大江町横谷1-5 JR琵琶湖線「瀬田」駅よりバス約 8分
【参加費】無料

<プログラム>
 開会の挨拶(14:00~14:05)

 講演1(14:05~14:25)
  「はじめに 香りを介した生物学」
   龍谷大学農学部 植物生命科学科 准教授  塩尻 かおり

 講演2(14:25~15:05)
  「昆虫と植物との会話を解読する」
   京都大学生態学研究センター 教授  高林 純示 氏

 講演3(15:15~15:45)
  「揮発性ストレスシグナルとして機能するみどりの香り」
   神戸大学大学院農学研究科生命機能科学専攻 助教 山内 靖雄 氏

 講演4(15:45~16:15)
  「産学連携による揮発性バイオスティミュラント『すずみどり』の製品化」
   株式会社ファイトクローム  河合 博 氏

 講演5(16:15~16:45)
  「温度感受性を制御する新しい農業支援化学物質について」
   龍谷大学農学部 植物生命科学科 教授  古本 強

 名刺交換会(16:45~17:15)

主催:龍谷大学龍谷エクステンションセンター(REC)

お申し込みはこちらから