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2020.02.25

「政策実践・探究演習(守山プロジェクト)」の学生がスタディ・ツアーを実施【政策学部】

 政策学部の「政策実践・探究演習(国内)」の福知山・守山プロジェクト(担当:只友景士教授)の学生16名(4回生1名、3回生9名、2回生5名、1回生1名)と教員2名が、2020年2月11日(祝)に守山市で「スタディ・ツアー」を実施するとともに、守山学区で開催された「わがまちミーティング」に参加しました。
 午前中に開催したスタディ・ツアーでは、守山市の歴史を学ぶために中山道周辺の街歩きを行いました。宇野元首相の生家を改装した「うの家」へ行き、昔の中山道のまちなみ、守山の歴史について学んだりした後、比叡山東門院に行ってお参りしました。プロジェクト生は、守山についてより一層理解を深めることができました。

 午後からは「わがまちミーティング」に話し合いを進行するファシリテーター、話し合いのプロセスをホワイトボードに記録するファシリテーショングラフィッカーとして、参画しスムーズな話し合いを行えるようにサポートしました。今回のスタディ・ツアーで参加した1回生も、先輩のアドバイスを受けながらグループの話し合いの輪に入って実際に体験しました。「わがまちミーティング」は、地域やまちづくりについて関心を持つきっかけづくりや地域の課題や解決策を住民で考えることを目的に開催されています。守山市が取り組んでいる学区を活性化するための具体策を考える「まるごと活性化プラン」で、守山学区は「人がつながり、自然と歴史を大切にするまち」をまちづくりのテーマとして掲げています。理想の町を実現するために自治会のあり方や地域のつながりの強化を目指している「自治会魅力向上プロジェクト」の一環です。

 今回の話し合いのテーマは「住み続けたいまちをつくるためには?~地域のつながり(関わり)の中で私たちにできること~」。参加者は話し合いをしながら「難しい」と頭を悩ましたり、「その意見面白そうですね!」と盛り上がったりしながら議論を深めました。グループの意見を全体で共有した際には「子どもの時からまちについて考える機会をつくる」や「まずは挨拶から」といった意見がでました。最後に住民の皆さまから「こんなにまちについて考えたことがなかった」「いろんな考え方を得られた」「この機会をまた作ってほしい」といった前向きな発言がありました。今後、この「わがまちミーティング」をきっかけにまちづくりについて考え、まちで活動する市民が増えることを願ってやみません。

 また、今回の活動が今年度の受講生にとって最後の活動となりました。市民懇談会などに参画した後に「どうしたら市民さんが話しやすい空気をつくれるか」について受講生同士で議論をしたり反省をしたりしながら、段々スキルをつけていく姿が印象的でした。来年度以降、どのような活動が起こるのか楽しみです。守山市のみなさま、本当に1年間お世話になりありがとうございました。(文責:4回生 内海ありさ)


中山道に残る古民家を散策するプロジェクト生(うの家 にて)


守山の歴史を感じながら中山道をあるく 


就活の成功を祈願?(東門院 にて)


1回生の参加者とともにランチをしながら交流(かたたや にて)


1回生の参加者とともにランチをしながら交流(かたたや にて)


わがまちミーティング(エルセンター にて)


わがまちミーティング(エルセンター にて)


わがまちミーティング(エルセンター にて)


わがまちミーティング(エルセンター にて)


ワークショップ終了。本当におつかれさまでした!