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2020.03.03

【開催延期】龍谷大学が開発した「姉川くらげそば」を「姉川クラゲ」の食習慣があった滋賀県米原市で3/3(火)に配布

※本イベントにつきまして、新型コロナウイルスの影響により延期とさせていただきます。開催については、改めてご案内いたします。



【本件のポイント】
・かつて「姉川クラゲ(イシクラゲ)」を食用としてきた記録が残る姉川流域での実態調査を実施
・今回、本学が「姉川クラゲ」を配合した食品として開発した「姉川くらげそば」を地元の人びとに配布、感想を聞く
・「姉川クラゲ」と伊吹そばのコラボについて検討

 龍谷大学農学部(滋賀県大津市)では、2018年から4学科を横断する「姉川クラゲ」研究プロジェクトを始動させました。
 「姉川クラゲ」とは、湿った地面に自生するワカメのような生物です。姉川流域(滋賀県)で過去に食用にされた記録が残るため「姉川クラゲ」と呼ばれています。しかし、現在では、その食文化は消えつつあり、多くの地元の方も「姉川クラゲ」という名称すら知らない状態です。
 伊吹山麓での実地調査は、これまで何度か実施しており、以前の調査では、伊吹山にて「姉川クラゲ(イシクラゲ)」の採取を行い、生育環境の調査を行いました。また、かつて食べてきた時代の状況や調理方法について地元の方々へのインタビューやアンケート調査も実施してきました。
 以上のような取り組みを経て、先日、プロジェクトの目標の一つである配合食品の開発として、「姉川くらげそば」(乾麺)を試作しました。学内で試食会を開催しましたが、調査地域の方々はまだ食べておられません。そこで試作品を地元の方々に配り、その感想や大学に対する今後の取り組みへの期待や要望など、プロジェクトに関するお話を伺うために現地を学生とともに再訪する予定です。


<実施調査について>
1.日時:2020年3月3日(火)13:00~

2.場所:滋賀県米原市大久保 (松井商店前)

3.調査内容:「姉川くらげそば」の配布と現地の方々へのヒアリング

4.参加者:農学部 食料農業システム学科 講師 坂梨 健太
      農学部   学生  2名(予定)

 ※取材いただける場合は、問い合わせ先までご連絡ください。


姉川くらげそば

問い合わせ先 : 学長室(広報) 橋本   Tel 075-645-7882