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2017.06.12

経済学部・小峯敦教授が経済学史学会の代表幹事に就任

大学教員は学内の教育のみならず、全国的・国際的な研究、社会的貢献など、幅広い活動を行っています。その中で、教員の研究活動はどのようなものなのか、その一端を紹介するために、ここでは学会活動を取りあげます。

経済学部・国際経済学科の小峯敦教授(専門:経済学史、経済思想史)は、この4月から、経済学史学会の第34代・代表幹事を務めています。この学会は1950年に創設され、日本経済学会連合会の創立メンバーとなるなど、経済系ではもっとも古い学会の1つです。会員数は約600名です。

6月3日~4日に徳島文理大学において、第81回大会が行われました。前大会組織委員長でもある小峯教授は、発表プログラムの策定に責任を負い、さらに総会で学会を代表して答弁したり、学会賞に対する表彰式を司りました。

この大会では、経済学の生誕に大きく関わったディビット・ヒュームおよびアダム・スミスに関する研究の世界的権威であるニコラス・フィリップソン名誉フェロー(エディンバラ大学)を特別講演に招くなど、2日間にわたって、約170人が活発な議論を繰り広げました。

なお、龍谷大学経済学部では、田中真晴元教授が経済学史学会の第19代・代表幹事を務め、松岡利道元教授がこの学会から派生した社会思想史学会の代表幹事を務めました。

経済学史学会ホームページ


6月3日~4日に徳島文理大学において、第81回大会を開催


学会賞の表彰式リハーサル。左側が小峯教授で、右側が松本哲人さん(徳島文理大学講師)。