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2020.12.04

龍谷大学経営学部 藤岡ゼミナールがぶどう山椒を研究テーマに アグリカルチャーコンペティション2020で 最優秀賞と学生投票最多得票賞をダブル受賞

本学経営学部藤岡ゼミナールは、2020年11月29日(日)に開催された「アグリカルチャーコンペティション(※1)2020」において研究報告を行い、学術的研究分野において最優秀賞と学生投票最多得票賞をダブル受賞しました。

 

2020年大会は新型コロナウイルスの感染拡大状況を受け、WEB会議システムを活用したリモート方式での実施となり、14大学から全44チーム (学術的研究分野21チーム、実践的研究分野23チーム) が出場しました。

 

龍谷大学と和歌山県有田川町は、2019年より包括連携協定を締結しており、藤岡ゼミナールでは有田川町と連携しながら「ぶどう山椒の発祥地を未来へつなぐプロジェクト」に取り組んできました。その一環として、「ぶどう山椒産地の構図と活性化戦略-有田地域における交流人口創出事業を手がかりとして-」をテーマに研究報告を行いました。報告では、農家の高齢化が進み、産地存続の危機にある現状を組織、生産者、産地の3つの要因から分析し、関係人口を創出することが、最終的に産地を牽引する地域リーダーを生み出す可能性を高め、産地活性化につながることを産地関係者へのオンライン聞き取り調査などの実証研究をもとに示しました。

 

本研究は審査員から「コロナ禍の制約がある中、丁寧な実態調査が行われていること」や「研究分析が緻密かつ論旨明快であること」が高く評価され、最優秀賞と学生投票最多得票賞の受賞につながりました。

 

今後は有田川町の関係者への成果報告会の開催も予定しており、さらなる地域連携を図り、「ぶどう山椒スパイスミックス」など様々な商品の開発を通じて「産地」と「消費地」をつなぎ、「ぶどう山椒」の認知促進と魅力発信に取り組んでいく予定です。

 

 (※1)アグリカルチャーコンペティションとは、全国の大学生が日本の農業・食・地域・農業協同組合等に関する調査研究を行い、その成果の発表を競うプレゼンテーション大会です (https://agri.ja-group.jp/agcom/)。

 

<参加学生コメント>

今回、学術的研究分野で最優秀賞、学生最多得点賞を受賞することができ、心の底から嬉しく感じております。この経験を基にこれからも研究に励み、日本の農業の将来のためにできることを日々模索し、行動していきたいと思います。協力していただいた多くの方々に深く御礼申し上げます。(藤岡ゼミナール3年:小野琢郎さん)

                                                                                                               

 


 以上

お問い合わせ先:龍谷大学 経営学部教務課 (担当者:谷)
 [Tel] 075-645-7895  [E-Mail] biz@ad.ryukoku.ac.jp


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