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2017.09.25

政策学部「政策実践・探究演習(国内)福知山プロジェクト」第2回合宿 学生が福知山市民の話し合いのファシリテーターとして参画しました。

2017年8月20日(日)~21日(月)に福知山市が主催した「ふくちやま次世代交流ワークショップ」で、政策学部の「政策実践・探究演習(国内)」福知山プロジェクト(担当教員:只友 景士教授)の学生 (2回生14人、3回生2人、4回生3人)と福知山公立大生が、市民のまちづくりに関する話し合い のファシリテーターとして参画しました。本プロジェクトの取組は、今年で4年目となります。
 前日に行われた事前説明会では、学生が司会をし、只友先生の講演と学生による寸劇により、本ワークショップの趣旨・ルールなどを参加者に伝えました。さらに、当日の話し合いがスムーズにいくよう、参加者交流ワークショップで雰囲気づくりを行いました。

 ワークショップ当日は、世代ごとに無作為抽出 により市から依頼された市民が、各グループ6名程度に分かれまちづくりに関し深い議論を行いました。学生たちは、ファシリテーター(話し合いの進行役)、グラフィッカー(意見をメモしながら話し合いを構造化していく役)、2人の補助役の計3名がチームを結成し、各グループの話し合いをリードしました。全体の場では、各グループのユニークな意見を全体で共有し、さらに午後からもグループの議論と全体共有という方式を取りました。全体のまとめでは、参加者は「行動する市民」として個々の目標を紙に書いて表明し、無事に2日間の日程 が終了しました。

 日常の講義の中では体験できない生きた現場において、学生たちは、多様な年代の参加者の意見をいかに引き出すか、どうすれば議論が深まるか、といった課題に直面しながらも大いに力を発揮できました。全体共有の場面でグラフィッカーを担った学生の活躍も、参加者の目を引きました。
最後のミーティングで、福知山市役所の方から学生たちの活躍に対して高い評価をいただき、学生たちは自信を深め、更にスキルアップを重ねていくことを決意したようです。

只友 景士教授紹介ページ