大橋さんは、龍谷大学理工学部機械システム工学科を卒業後、大学院に進学。大学院修了後は、たまごを扱うユニークな会社、株式会社ナベル(http://nabel.co.jp/)に入社。今は、新しい機械を世に出すべく、研究開発に取り組んでいます。また、採用プロジェクトのメンバーとして、採用説明会や1次面接(個人面接)など、採用にも関わっています。

事業内容、技術力に共感

株式会社ナベルに入社したきっかけはどんなことでしたか。

滋賀県に住んでいますので、そこから通える会社がいいなと思っていたのと、たまたま読んでいた京都の企業を紹介した本にナベルが載っていました。ナベルは、全自動鶏卵選別包装システムを日本で初めて開発したメーカーで、タマゴに関するいろいろな機械を作っているとてもユニークな会社でした。そこからが、私の就職活動のスタートとなり企業説明会に参加したり、実際に会社訪問もしました。

それらをとおして、会社の雰囲気や事業内容、会社の技術力に「なるほど」と共感できるところがあり、入社しました。

研究開発

今、どのようなお仕事をされているのですか

ナベルは、ゆで卵にならない微妙な温度で洗って乾かしたり、卵の進行方向の速度をゼロにして容器に投入する、瞬時に16回振動する音感センサーで卵に入った目に見えないヒビを検知するなどの技術で、タマゴを自動選別包装する機械を作っています。

私は、この4月からタマゴの検査装置の研究開発をしています。どのような研究をしているか詳しいことは秘密ですので、これ以上は残念ながらお話できませんが。

ネジ穴の位置にも深い意味が

この3月までは製造で仕事をされていたそうですが、その経験は研究開発に活かされていますか。

ナベルは、タマゴを扱う機械を作っている会社ですから自社で作っている機械のことを知らないのでは、研究開発も始まりません。ですから、入社して1年間は製造ラインで機械を自分の手で組み立てて製品化する仕事をしていました。

実際に自分で組み立てをして、初めて分かったこと、気付いたことも多くありました。例えば、このネジの穴はなぜこんな場所なんだろうと疑問に思っていたところ、最終目的である製品として完成したときのことを考えると、その場所には深い意味がありました。製造過程ではネジの形や位置、その他すべてにおいて効率的になっています。

作った製品をお客さまに納品する際は、工場で組み立てた機械をすべてばらして梱包して運び、お客さまのところで再度組み立てます。タマゴは生ものですし、ニワトリは機械を組み立てている間でもタマゴを生み続けます。納品時、機械の組み立てに時間がかかっては、それだけお客さまの生産ラインに影響が出ることになります。ですから、機械の組み立てが時間のロスなく効率的にできることも考慮し、機械は作られています。

毎日が新しい発見の連続でその経験は今の仕事にも活かされています。

並んだタマゴ

たまごのサイズを分けたりパックしたり。

私たちが普段何気なく目にしているものですが、これらは確かな技術力で支えられているのです。

※写真は株式会社ナベルのホームページより。

biographoy 1999年4月龍谷大学理工学部機械システム工学科入学 2003年3月龍谷大学理工学部機械システム工学科卒業 2003年4月龍谷大学理工学研究科機械システム工学専攻修士課程入学 2005年3月龍谷大学理工学研究科機械システム工学専攻修士課程修了 2005年4月株式会社ナベル(京都府長岡京市)入社
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