福祉施設などの現場で生かせる技術を

どういう活動を行っていたのでしょうか?

4年生になって、ゼミとして集まり、自分たちで1年間、何かテーマを決めて企画し、研究していく活動を行っていくことになりました。ゼミは大きく分けて2班に分かれて、私たちはレクリエーション班として将来、卒業してからも福祉施設などの現場で生かせる技術を身につけたいと思い、今回の企画を取り組むことになりました。

福祉に生かせる技術といっても、たくさんあるのですが、その中でも私たちは余暇活動に注目しました。何か斬新で多くの人の興味を引き、健康によいもの、そして楽しみや生き甲斐につながるものをと探し求めた結果、「ヨガ」にたどり着きました。

高齢者や障がい者の方々など、身体的な面で考慮を必要とする人たちが簡単に取り組め、心身ともに良い効果が現れるものを実践したいと思い、ヨガを学ぶことから始めました。

最初は、メンバー全員が知識も経験も全くない状態であったので、ヨガの先生のところへ習いに行ったり、講座を受けに行ったりしながら学び、自分たちでアレンジして、誰でも簡単にできるヨガを目指しました 。

このヨガを実践するため、昨年の11月に山科の老人福祉センターに協力をお願いして、1ヶ月間で4回ヨガ講座を行いました。

 

2006年3月に行われた講習の模様。

ヨガの組み合わせは自分たちで考えたのですか?

はい。ヨガの基本的なポーズを組み合わせて、我流のヨガを作り上げました。誰でもできること、高齢者でも身体障害者でも身近にできることを目指したので、難しいものにはしていません。

ヨガというテーマを選んだきっかけは?

正直、初めの頃は卒業研究に関係のない取組みに負担感を覚えました。、こんなことするのはイヤだと思っていました。またレクリエーション企画には、みんな興味がありましたが、一人でできるものではないと考えていました。一般的には、卒業研究が4年生ゼミの主要な活動なのですが、このゼミではその時間を使って何かやるように指導されました。せっかくの機会なので、これを活かせるものをやろうという前向きな気持ちになって、何かに取り組むことにしました。

6月頃になって、ようやく「世間で流行っているし、セレブとかもやっているからヨガにしない?」という感じで始まりました。そのため、卒業研究とは全く関係なかったのです。

編集画面

講習用ビデオ編集 画面。メンバーの手で編集されている。

参加者の嬉しい反応

実践してみて、参加者の反応はどうでしたか?

みなさん楽しいと言ってくれました。アンケートには「体が温まった」「目覚めが良くなった」「寝付きが良くなった」「便通が良くなった」「肩凝りが改善された」などの声をいただきました。

3月にもう一度同じ福祉センターで行うそうですが、参加者の方から続けて欲しいという声があったのですか?

11月に私たちがヨガの講座を担当したことをきっかけとして、ヨガのレクチャーを行った後も、参加者の皆さんが、それぞれで実践されていたそうです。私たちが卒業した後も、継続して行って欲しいとのお便りを頂き、卒業前に同じ参加者でもう一度やろうということになりました。他のセンターからもヨガをやりたいという嬉しい知らせをいただき、感謝の気持ちで一杯です。卒業後は残念ながら続けることができないので、私たちが学んだ先生を紹介して、時々ボランティアでやってもらうことにしています。


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