ソーラーカープロジェクトは10年近く続く研究活動

どういう活動を行っているのでしょうか?

塩見研究室の卒業研究の一環で、ソーラーカーを製作・改良して、鈴鹿のレースに出ています。今の車体で2代目になります。この研究室では、ずいぶん前の先輩の代からソーラーカーに取り組み、この車も毎年改良を進めて、上位を目指してやってきました。しかし、現在の車は改良を行うことが困難になってきたので、僕たちの世代で3代目の車を設計しました。

ソーラーカーレースに出場するのは、レースでの上位を目指すということだけでなく、車としての実用化を目指し、環境に優しいソーラーカーを社会に普及させることで、技術革新を起こしていくことを目的としています。

プロジェクトはどのような構成なのですが?

私達二人が中心になりながらも、研究室のみんなによる協力を得ながら進めています。現在は学部生が9人、大学院生が2人の合計11人でプロジェクトに取り組んでいます。

 
猪師さん、的場さん

ソーラーカープロジェクトは3代目ソーラーカーの設計まで発展。製作はまた後輩に受け継がれ、鈴鹿をめざすことになる。
この車体は2代目「龍龍(ロンロン)1号改」

この研究室は昔からソーラーカーを中心に研究しているのですか?

平成9年度(1997年)から始めていて、かれこれ10年近く取り組んでいます。

もともと、流体工学、熱工学、エネルギー工学の研究を中心に取り組まれていました。これらを活かすことができ、学生の興味が高い自動車の要素を加味した結果が、ソーラーカーだったのです。空気抵抗を少しでも減らし、ソーラーパネルで得たエネルギーをできるだけロスせずにパワーに変換して、エネルギー効率を向上させながら、走る距離を稼がなければなりません。これらに加えて、自動車の駆動系についての知識が必要です。これらのいずれかが欠けるだけでソーラーカーは成り立たちません。そのため勉強しなければならない分野はとても多いのですが、その分、得るものも大きかったです。

今回、僕たちの世代で新たに3代目の新車の設計を行いましたが、車体の製作まではできませんでした。そういう意味では、少しやり残した思いはありますが、それでも満足している気持ちの方が大きいです。

猪師さん、的場さん

二人とも楽しそうにソーラーカーをメンテナンスする。


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