チュラロンコン大学で学生代表として挨拶をする今井さん。(2005年龍谷海外友好セミナー)

留学生と日本人学生の架け橋になるための活動

今の取り組みについて、教えてください。

海外交流委員会に所属し、委員長をしています。私で30代目になります。この委員会は、龍谷大学における国際化推進、外国人留学生支援、日本人学生に対する異文化交流支援などを主な目的としており、これらを大学から提供されるのではなく、学生のレベルで実現しようとしている点が特徴です。現在、本学には世界各国・地域から約500人の外国人留学生が留学しています。これらの外国人留学生と日本人学生との架け橋となるべく、日々、活動しています。

他国の文化に触れることで価値観の違いを理解し、また自国の文化のすばらしさを再認識する。

具体的な活動内容について、教えてください。

今井さん

例えば、外国人留学生への支援については、書道体験や本学の文化系サークルの紹介など外国人留学生が日本文化に馴染むためのサポートを行っています。また、日本人学生がどれだけ海外に、とりわけ異文化に目を向けられるのかということをテーマに、活動に励んでいます。昨年度は海外友好セミナーを大学と共催し、約70人の学生と共にタイに行ってきました。多くの日本人学生に、このような機会を積極的に利用してもらい、「他国の文化に触れることで価値観の違いを理解するとともに、自国の文化の素晴らしさを再認識してもらう」ことができればと考えます。また、年に1回、海外交流祭というイベントを開催し、龍谷大学における国際化のために資する活動をしています。このイベントでは、今まで国際シンポジウムの開催や外国人留学生による弁論大会、外国人留学生と日本人学生が参加する運動会、外国人留学生を対象とするフレッシュマンキャンプの実施、外国人留学生支援のためのバザーの開催など、様々な企画を通じて、国際交流や異文化理解を学内で浸透させることに努力してきました。日本人学生と外国人留学生が交流を深めるためには、まず、自己を磨くことが大事であると考えています。今まで築いてきた海外交流委員会の30年の伝統を引き継ぎ、後輩に対してはこれをさらに発展させてほしいと思います。

コミュニケーションを通じて自己を磨くこと

海外交流委員会の活動で得たものはありますか。

まず、コミュニケーション能力を上げることができたと考えます。外国人留学生との間におけるという第一義的なものもありますが、日々の活動を通じて、同じ日本人学生間や、上級生から下級生までの関係などにおいて、意思疎通を諮っていくことの大切さやサークル全体を統率していくことの難しさを学びました。また、外国人留学生支援を行うためには、大学の関係部署や学外団体、公共機関等との調整も必要であり、これらを通じてコミュニケーションが信頼関係に占める割合の高さや、それが発揮する「力」を学びました。コミュニケーションを通じて自己を磨くということ、これが海外交流委員会を通じて得たものであると考えています。

海外交流委員会に入ったきっかけは何ですか。

親友に誘われたのが直接的なきっかけですが、自分自身、大学生活で何かを見つけたいという「思い」がありました。入会説明会において、外国人留学生のためや他の日本人学生のために活動することになるから、委員としての自覚を求められ、中途半端な気持ちで入会するのは困ると念押しされました。この説明を受けて、むしろ、ここで頑張りたいという気持ちになり、入会しました。

大学側をもっと巻き込んだ活動はしないのですか。

確かに、大学に対するアピール不足があることは否めません。しかし、私たちは情熱を持って、誰にも負けないくらいの気持ちで、大学の国際化というものを考えています。私たちの代では実現できませんでしたが、後輩の代では、今まで以上に大学にも働きかけを行い、「学生レベル」での国際化を果たしてほしいと思います。

龍谷大学学友会海外交流委員会とは

龍谷大学における国際化推進を「学生レベル」で推進している学生組織。

主な目的として、大学の国際化、外国人留学生支援、日本人学生の海外へ行く機会の提供などを柱として、海外友好セミナー以外にも、留学生フレッシャーズキャンプの実施や、様々な国際交流プログラムを集中的に開催する海外交流祭などを行っている。

現在、委員数約80名を数える学内有数の学生組織。

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