2016年度 創立記念・親鸞聖人降誕会法要のご案内

親鸞聖人降誕会とは・・・

親鸞聖人のお誕生は1173年5月21日(承安3年4月1日)とされています。源平合戦の鬨の声けたたましい武士の世は、まさに「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり……」と語られたように栄枯盛衰の激しく、悲惨な時代でした。

下級公家に生まれられた親鸞聖人は幼くして両親と別れ、9歳にして出家、比叡山での20年間に及ぶ烈しい求道の末、「よきひと」法然上人と出遇い、そして浄土の真宗――選択本願念仏の仏道に出遇われました。以後、念仏者として如来の恩徳を、教えに問い、身に確かめつつ、人間の闇を見つめ、本願の救いを顕わし続けられた「ただ念仏のみぞまこと」のご生涯でした。

降誕会とは、親鸞聖人のお誕生をお祝いする法会です。また、本学は1922(大正11)年5月20日、大学令による大学への昇格が認可されました。このため翌21日を創立記念日として、併せてお祝いしています。

底知れぬ妄想の闇に迷い、虚偽に執着して空しく生きる私たちに対して、親鸞聖人が人の世に生まれ、真実を求め、真実に生き、そして真実を顕らかにして下さったことの意義を改めて確かめしましょう。

2016年5月21日(土)

  時間 会場 記念講演
大宮 9:00~9:40 本館 法話:赤松徹眞学長
深草 10:30~12:00※ 顕真館 記念コンサート

「心の処方箋―仏教音楽から:二胡の調べ―」

 姜  暁艶 先生(医学博士・二胡奏者)
瀬田 10:00~11:00※ 1号館
107教室
記念講演「仏は存在するか?」
竹中尚文 先生(本願寺派専光寺住職)

※ ご参拝の方々全員に参拝記念品とお斎(弁当)を用意します。

※ 法要終了後引き続き、深草では校友会賞・沼田奨学金・アカデミックスカラシップ奨学金の授与、
  瀬田ではアカデミックスカラシップの授与が執り行なわれます。

※ 大宮学舎・瀬田学舎の法要終了後、それぞれ深草学舎行きのバスが運行されます。
   9:50 大宮学舎(東黌前)発 → 深草学舎(守衛所前)行き(1台)
   11:40 瀬田学舎(バス停)発 → 深草学舎(守衛所前)行き(2台)

記念講演講師紹介

深草学舎

姜 暁艶(ジャン ショウイェン) 先生(医学博士・二胡奏者)

中国・大連市生まれ。5歳の時から二胡を学ぶ。1997年に来日し,現在,作曲,歌手,舞台監督など総合プロデューサーやファッションデザイナーとして幅広いジャンルで活躍している。

国境を越え,民族を超え,言葉を越えて「いのちの尊さ・平和への願い」,「慈しみの心・世界へ響け」をテーマに,アメリカや日本各地で数百回を超える仏教・医学の講演や二胡コンサート,テレビ出演を重ねる。

平山郁夫画伯がシルクロードへの想いを描いた「月光流砂行」にインスピレーションを受け,「Remember~もう一度逢いたくて」を作曲し,仏教伝来の想いを引き継いで,仏さまの慈悲の心を,二胡の音色とともに若い世代へ伝えるよう尽力する。

NHKや民放など多くのテレビ・ラジオ番組に出演し,24時間テレビ「愛は地球を救う~人生が変わる瞬間」(日本テレビ系列/’07年)に終日出演し,また石井竜也と広島交響楽団による「Ground Angel Orchestra」(’06年)にもゲスト出演。また平山郁夫美術館で「仏の来たシルクロード」特別記念二胡コンサート(’06年),東京音楽大学の公開講座コンサート(’10年)などを開催。このほか広島代表としてニューヨークでの原爆記念日平和式典(’04年)や,「核兵器廃絶2012平和ヒロシマ大会」(連合・原水禁・核禁会議主催/’12年)で二胡演奏を行なうなど,国内各地および海外で活躍する。

そして全国各地で勤められた「親鸞聖人750回大遠忌法要」では,「親鸞さまと私」と題した記念講演と二胡演奏を行なった。西本願寺の日曜講演や全国仏教婦人・仏壮大会,報恩講などで仏教讃歌コンサートを行ない,好評を博している。

医学博士(2002年/広島大学)。


【著作など】

《著書》
 『幸せへの扉~慈しみの心』(探究社’10年)

《CDアルバム》
「追夢」(’03年),「願」(’03年),「慈響」(’04年),「めぐみ」(’06年),「輝けいのち」(’07年),「千の風」(’07年),「悠~はるか」(’08年),「蓮心」(’09年),「心恋~LOVE」(’10年),「平和の響」(’12年),「古寺月影」(’14年),「追憶~シルクロード」(’15年),「Love Rose~愛しいあなたへ」(’15年)「Anniversary」(’16年) など。

オフィシャルホームページ

瀬田学舎

竹中 尚文 (たけなか たかふみ)先生
(浄土真宗本願寺派専光寺〔姫路市〕住職)

1956年生まれ,姫路市出身。’79年龍谷大学文学部仏教学科仏教学専攻卒業。’88年龍谷大学大学院文学研究科博士課程仏教学専攻満期退学。

――私は語るような過去もなく,カリスマ性のない,普通のありふれた住職です。特に秀でたところがないので,人の力を借りて何ごとかを進めようとします。自坊の門徒の人たちには優れた方がたくさんいます。そんな人たちに助けてもらってお寺が動きます。人々の力を合わせると“行動するお寺”になります。

例えば,仏教婦人会の人たちは毎月,ホームレス支援のためにいなり寿司を数百個も作り続けています。お寺に子供たちが集まるようにしてほしいとお願いすると,本堂で英会話教室を開いて,毎週子供たちが来るようになりました。 一人ひとりが「私は専光寺の門徒だ!」と胸を張るようになってほしいと思っています。一人ひとりが「私の力で専光寺が立っているのだ」と思えるようなお寺を目指しています。


【著作など】

《著書》

「『信心いただく』と『信心獲得す』」(『北のともしび』永田文昌堂’05年)

《対談》
「墓場の向こうからゆりかごまでを思索する」(『国際社会福祉情報』38/京都国際社会福祉協力会’14年)

《連載》
「お寺の社会性」(『対人援助学マガジン』3~21/対人援助学会’10年~’15年)
「七日参り」(『対人援助学マガジン』22~/対人援助学会’15年~)
など。

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