列帖装。縦二四・九センチ×横一七・八センチ。上巻墨付九九丁、遊紙前後各一丁。下巻墨付一〇四丁、遊紙前後各一丁。一面十行、一首一行書。江戸後期写。第四番目の勅撰和歌集、藤原通俊撰。
奥書は、弘安二年二月廿七日、永仁五年七月十一日の二種と、「校本云」として貞治三年、文明十五年(実隆)の二種が付され、最後に「此後拾遺集公退之暇遂書功訖写本/者逍遥院内府奉/勅所染筆也尤可為證本歟/亜槐藤」とある。これは、松田武夫著『勅撰和歌集の研究』所掲の宮内庁書陵部蔵十一冊本八代集本(五一〇―一〇)と同じである。