
毎年受講される方は25人前後で中には社会人の方もいらっしゃいますし、私と近い年配の方が受講なさる時もあります。

私が仏師として修行していた時、私の師匠が大事にしていた事は優れた仏像の模写をする事だったんです。
実際に仏像を作ることで仏像作りの「技術」を知る事は仏像作りの「歴史」を知ってもらう事に繋がります。更にそれが「仏教」の「歴史」を知る事にもなります。 私は仏教美術の講義を進めていく中で学生さんにこの事を実際に体験してもらう事によって理解を深めて頂きたかったんです。


学生さんには仏像マスクを作る時は粘土を使って作ってもらいますが、最初の頃は皆さん途惑ってらっしゃいますね。おそらく学生の皆さんは勉強中心ですから工作をする機会が余り無かったのだと思います。毎年共通しているのは、作っている内に作品に引きずり込まれて、だんだん口数も減ってきて、皆さん作品作り自体に集中なさるんですよ。しかも、なかなか上手に出来ないものですから、平面的な立体像になってしまう方が多いです。でも授業を受けている学生さんの中には一つの事に打ち込めたという気持ちが強く残るので、皆さん御自分で作られた仏像マスクは大事に持って帰られます。
龍谷大学には他にもおもしろい授業はたくさんあります。 大学では自分で時間割を決めれるので、自分の学びたい授業を選んで大学生活を 実りあるものにしてください。