龍谷大学 逍遥の歌 可信和義 作詞 中村良夫 作曲 お〜仰ぎ見れば東山に       (お〜あおぎみればひがしやまに) 名月は皓々と照りはえて     (めいげつはこうこうとてりはえて) 清水のせせらぎに明日の命を頼まん(きよみずのせせらぎにあすのいのちをたのまん) お〜保津川の流れにゆられゆられて (お〜ほづがわのながれにゆられゆられて) 仰げば東山連山西山連峰     (あおげばひがしやまれんざんにしやまれんぽう) お〜南にのびる京都盆地      (お〜みなみにのびるきょうとぼんち) 若き血潮と学徒が集う深草の森  (わかきちしおとがくとがつどうふかくさのもり) お〜頭をたれては己の小さきを知り (お〜こうべをたれてはおのれのちいさきをしり) 頭をあげては仰ぎみる正法萬古  (こうべをあげてはあおぎみるしょうほうばんこ) さあさあ唄わん哉 狂わん哉   (さあさあうたわんかな くるわんかな) 我等 龍谷大学逍遥の歌     (われら りゅうこくだいがくしょうようのうた)   1. 花咲き染めて一睡の  (はなさきそめていっすいの) 夢は夕べの鴨川か   (ゆめはゆうべのかもがわか) 一写千里の恆河に乗せて(いっしゃせんりのこうがにのせて) 流れ異邦の大海へ   (ながれいほうのたいかいへ) 我等龍谷の花ぞ育たん (われらりゅうこくのななぞそだたん)   2. 行け艱難を乗り越えて  (ゆけかんなんをのりこえて) 常命わずか七十年    (じゅうみょうわずかななじゅうねん) 遥かにそびゆる大江の峰に(はるかにそべゆるおおえのみねに) 悠々悠と 日は昇る   (ゆうゆうゆうと ひはのぼる) 我等龍谷の花ぞ伸びなん (われらりゅうこくのはなぞのびなん) 3. さてこそ説かん 古の  (さてこそとかん いにしえの) 花の都は京洛の     (はなのみやこはきょうらくの) 崩れ散りにし心をよみて (くずれちりにしこころをよみて) 我等龍谷 行く末の   (われらりゅうこく ゆくすえの) ああ、龍谷の花ぞ咲かなん(ああ、りゅうこくのはなぞさかなん)