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結果発表後の集合写真。前列左3人目から皆川さん、坂宗さん、栗村さん |
学生の起業アイデアを発掘するビジネスプランコンテスト「プレゼン龍」が昨年12月10日、深草学舎で行なわれた。
この催しは、龍谷エクステンションセンターが学生の起業家精神の育成や大学発ベンチャー企業の創出を目的に2001年度から毎年開催しており、5回目となる今回は35組が応募。第1次、第2次審査を通過した8組が専門審査員や一般審査員ら約400名を前に、独自のビジネスプランをプレゼンテーション形式でアピールした。
今回グランプリに輝いたのは、社会学部コミュニティマネジメント学科2年生の皆川純子さん(大阪市立高校出身)、栗村亜希子さん(大阪府立住吉高校出身)、坂宗良美さん(滋賀県立甲西高校出身)のチーム「KASHI☆MASHI」が提案した「結婚式のプレゼント」。結婚式を挙げられなかった2人のために、友人や親族が結婚式を企画し、2人にプレゼントするというウエディングサービスだ。
代表者を務めた皆川さんは「自分1人や、メンバーだけの力ではなしえなかった。ゼミ(東田晋三教授)の仲間が応援してくれたおかげです」と述べると、メンバーは涙を浮かべ、喜びを分かち合っていた。
準グランプリには、田舎暮らしを体験できる宿泊施設やサービスの提供を考えたチーム「エココロ」の「田舎暮らし仲介業『日暮しの里』」。優秀賞には、良質な事故現状車を再生、販売するチーム「178MOTORING」の「事故現状車販売専門店」がそれぞれ選ばれた。
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