龍谷 2007 No.63


ホットアングル 瀬田キャンパスの動きに注目!教育・研究・福利厚生がさらに充実

表彰式でメンバーへの感謝の気持ちを述べる山田さん(左から2人目)とチーム「NECTAR*」のメンバー
大改修工事を終えて、その全貌を現した深草学舎の中央広場

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ベンチやテーブルを配置した図書館前のテラス。
青空の下、学生たちは読書やおしゃべりの時間を楽しむ。
リング上の屋根に囲まれた芝生広場とイベントステージ。
ステージ上にもテーブルとイスが置かれ、学生が集う。晴れた日には芝生に憩う学生の姿が多く見られる。

 2005年から約1年3カ月をかけて進めてきた深草学舎キャンパス修景事業。総面積15 380m2もの大改修工事がようやく完了し、その竣工式が昨年10月18日、大谷光真・浄土真宗本願寺派門主がご臨席になり、さらに関係者約300人が出席して行なわれた。

 赤レンガの校舎に囲まれた中央広場は緑化が図られ、地面もフラットに。イベントステージ前の芝生広場や図書館前のウッドデッキは、今や学生にとって格好の憩いの場だ。

 完成に先立ち、昨年4月には、障がい者と短期大学部生が共に働き、共に学ぶ場として「カフェ樹林」がオープン。ノーマライゼーションの理念のもとに設置した「カフェ樹林じゅりん」は、本学がめざす「共生ともいき 」の精神をまさに具現化した新たなキャンパスの顔として注目されている。

 生まれ変わったキャンパスに、「広くなったように感じる」「段差がなくなってバリアフリーが進んだのはいいこと」「ベンチもたくさんあり、特に芝生がお気に入り」と学生の評判は上々。神子上惠群学長も「期待以上の出来栄え」と評価する。

 夜には環境にやさしいLED(発光ダイオード)を利用してライトアップも実施。昼と夜とひと味違う表情を見せる新キャンパスで学生たちは思い思いの時間を過ごしている。

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掲示板とカフェが一体化した「樹林」。「カフェ樹林」は委託した社会福祉法人が運営する
営業時間は午前10時から午後4時(土日祝除く)で、一般の方の利用も可能。特製コーヒーや季節に応じたオリジナルメニューが味わえる。

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既存の地盤を生かしながら、緩やかな傾斜面とすることでバリアフリー化が実現した。
ライトアップされた顕真館。正面に掲げられている平山郁夫画伯原画の陶板画「祇園精舎」が闇夜に浮かび上がり、キャンパスは幻想的な雰囲気に包まれる。






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