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写真提供:毎日新聞社 |
1月25日、世界陸上選手権代表選考会を兼ねた日本陸上選手権女子20km競歩で、陸上競技部の渕瀬真寿美さんが1時間28分3秒の日本新記録で2度目の優勝を果たした。
雪もちらつく寒さのなか始まった今大会の最大のライバルは、日本記録保持者で北京五輪代表の強豪選手。渕瀬さんは前半に40秒ものリードを許すものの、終盤に大差をぐんぐん縮めて一気に逆転。上位2人が日本新をマークするというハイレベルな戦いを、見事に制した。
渕瀬さんは、2年前のこの大会に日本記録で優勝。しかし、昨年は3位に終わり、目標だった北京五輪代表を逃した。今大会では「目標は1時間28分と決めていました」と、渕瀬さん。長距離練習の本数を増やすなどスタミナをつけ、悔しさを力に驚異的なレースを見せ、世界選手権の日本代表に内定した。
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