新しい産学連携講座の取り組み
『今、あなたに知ってほしい世界の現実〜社会貢献・国際協力入門講座〜』
日常の仕事や生活のなかでできる社会貢献や国際協力を考える
「京都未来を担う人づくり」事業に参画
事務系・ものづくり系 2つの育成プログラムを実施
「京都未来を担う人づくり」事業は、雇用状況が悪化する昨今、就業機会に恵まれない若者と人材が不足している京都府内企業のミスマッチ解消を図り、企業ニーズをふまえて中核・即戦力となる人材を育成する事業である。 この事業での大学の役割は、座学や実習等のプログラムを実施して、京都府内企業のニーズにあった人材育成をすることであり、龍谷大学は事務系(文系職)者の育成プログラムとして「京都企業を支えるビジネスプロデューサー育成プログラム」を実施し、ものづくり(理系職)者の育成プログラムとして『京都のものづくりを進化させる「コア人材(技術者)育成プログラム」』を実施する。 2009年10月より本学で実施される講義の特徴は、特定分野に特化した人材ではなく、企業運営に広く携われる人材が必要とされている京都の企業ニーズへ対応することに重点を置いている事だ。求職者である若者の志望を中心としながらも、京都の企業にあった就業意識をつけるカリキュラムとなっている。
低炭素社会に向けた環境プロジェクトを推進
家庭生ゴミをエネルギー化
本学から経済産業省に提案していた研究開発・実証プロジェクトが「低炭素社会に向けた技術シーズ発掘・社会システム実証モデル事業」に採択され、本学と産業界(企業)、自治体等とが連携した温室効果ガスの削減を目的とする環境プロジェクトが開始された。近畿では、私立大学で唯一、本学が管理法人として採択された。 本プロジェクトでは、家庭から排出される生ごみを有効利用し、堆肥化やバイオガス化(エネルギー利用)の実証研究をおこない、それを地域・住民参加の社会システムとして普及させることで、地球温暖化防止や低炭素社会の実現に寄与することを目的としている。2010年3月までを研究期間として、滋賀県甲賀市での「家庭生ごみのエネルギー化」の本格導入をめざしたい。 《テーマ》 「家庭生ごみの分別収集による堆肥化およびバイオガス化に関する甲賀モデルの実証」 《構成メンバー》 龍谷大学(管理法人)、 (株)水口テクノス、(株)日吉、 日鉄環境エンジニアリング(株) ※学内構成員 理工学部 : 竺 文彦 教授(プロジェクトリーダー)、浅野 昌弘 助教、 経済学部 : 増田 啓子 教授、 法学部 : 富野 暉一郎 教授
福祉フォーラム2009
「身近でつくる共生」の参加者を募集
龍谷大学福祉フォーラムはこの秋、福祉フォーラム2009として「身近でつくる共生〜糸賀一雄がめざした社会」を瀬田学舎で開催する。 自立支援法の影響や不況によるしわ寄せなど、障がい者を取り巻く環境が揺らぐ現代社会において、私たちはどう行動すればいいのか。今回は、滋賀県の福祉の礎を築いた糸賀一雄(1914−1968)の思想や実践を振り返り、身近な「共生」の実現に向けて私たちが出来ることを考える。 プログラムの詳細はホームページに掲載している。
「身近でつくる共生〜糸賀一雄がめざした社会」
2009年度後期龍谷講座
シリーズ
「龍谷大学370年の歴史」開講!
「龍谷講座」は、大学開放に向けた取り組みの一つとして、RECが開講する無料の公開講座である。その歴史は古く、今から32年前の1977年に、大学と地域社会とのつながりを深め、社会の生涯学習意欲の高まりに応えるべく、第1回目の講座が開講されたことにはじまる。以降、毎回、地域住民の方から卒業生等、あらゆる方々が参加される場となっている。 2009年度の「龍谷講座」は、龍谷大学が370周年を迎える節目の年として、その長い歴史を振り返り、前期は、江戸時代から明治時代にかけて、そして後期は本学が創立300年目を迎えた1939(昭和14)年前後の本学の様相から、新制大学の成立の頃の龍谷大学が直面していた諸問題、及び総合大学への第一歩を歩み始めた深草学舎開設にまつわる歴史を、紹介したい。
会 場 : 深草学舎3号館1階101教室 時 間 : 13:30〜15:00 シリーズ : 龍谷大学370年の歴史
社会に開かれた大学として、大学の知的資源を広く社会に還元。
大学の主要な活動・役割の一つであるエクステンション(普及)活動を 中心的に担う拠点として開設された龍谷エクステンションセンター(略式:REC)。 「社会に開かれた大学」として多彩な社会連携事業を展開している。