「龍谷大学と明治大学の研究科で単位互換授業始まる」
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数理情報専攻開講科目「数理情報学特論」の講義風景
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関西圏の大学と首都圏の大学の教育・研究協力の新たな1ページとして、2009年3月28日に龍谷大学と明治大学との包括協定が結ばれた。また、それぞれの理工学研究科間では単位互換と研究指導に関する覚書も併せて締結され、これを受けて、今年度の龍谷大学数理情報学専攻開講の「数理情報学特論」(集中講義形式)を明治の大学院学生に提供できることになった。来年度はこの科目に加えて「現象数理科学特論」を開講することになっている。
また、明治大学側が提供する4つの大学院科目を龍谷大学理工学研究科の大学院生は受講することができる。8月6日〜8日に開講された「数理情報学特論」を4名の明治大学の院生が受講したが、その講義内容に大変刺激を受けた様子で好評であった。
今後はこのような単位互換のみならず、研究指導でも院生間の交流が期待でき、研究活動に大いに刺激を与えることと思われる。
なお、9月2日には龍谷大学と広島大学でも大学間交流に関する包括協定及び学生交流に関する覚書が結ばれた。これによって、すでに協定が結ばれている、龍谷-明治、明治-広島間に加えてトライアングルの協力体制が完成する。
広島大学を含めた大学間交流は、今後ますます進展することが期待できる。 |