龍谷 2010 No.70


BOOKS
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共同研究活動
ヨーロッパ私法の現在と日本法の課題

龍谷大学社会科学研究所叢書 第88巻
『ヨーロッパ私法の現在と日本法の課題』

川角 由和(法科大学院教授)、
中田 邦博(法科大学院教授)共編

 EU域内市場の確立という観点から、ヨーロッパで私法の統一を図ろうとする動きがみられる。本書は、こうしたEUの法統一の傾向を分析するとともに、わが国の民法改正などの文脈も検討し、日本法の今後の課題も提示するものである。ヨーロッパ契約法研究会が母体となって刊行されるシリーズ3冊目の研究書である。
2011年10月刊/632頁/日本評論社/7980円
 
ヨーロッパ消費者法・広告規制法の動向と日本法

龍谷大学社会科学研究所叢書 第90巻
『ヨーロッパ消費者法・広告規制法の動向と日本法』

中田 邦博(法科大学院教授)共編

 消費者法の世界的な展開は非常にめざましい。本書は、わが国にも大きな影響を持つヨーロッパの消費者法・広告規制法の動向を取りあげ、また、それとの比較法的な視点から日本法の現状を分析するものである。とくに、民法と消費者契約法の関係や集団的消費者被害の救済法理など現代的課題をも扱う最先端の理論書としての意義を有している。
2011年8月刊/598頁/日本評論社/7350円
 
みんなの本棚
大谷光瑞とアジア

『大谷光瑞(おおたにこうずい)とアジア −知られざるアジア主義者の軌跡−』

柴田 幹夫(1994年大学院文学研究科東洋史学専攻博士課程修了/新潟大学国際センター准教授/新潟県)編

 西本願寺22世門主であった大谷光瑞を、その活動域であるアジアのなかで考察した論集である。20余名の執筆者からなるが、15名が龍大出身者である。
2010年8月刊/580頁/勉誠出版/6825円
 
大谷光瑞と国際政治社会

『大谷光瑞(おおたにこうずい)と国際政治社会 −チベット、探検隊、辛亥革命−』

白須 淨眞(1974年大学院文学研究科東洋史学専攻修士課程修了/広島大学大学院教育学研究科准教授/島根県)編

 大谷光瑞と大谷探検隊の活動を新資料・外務省外交記録を活用し、20世紀初頭の国際政治社会を背景に検討した論集。7名(内、龍大卒3名)の執筆。
2011年10月刊/401頁/勉誠出版/5250円
 
観光文化と地元学

『観光文化と地元学』

中島 智(2003年国際文化学部卒業/高島市立近江聖人中江藤樹記念館臨時的任用職員/滋賀県)共著

 真の観光立国とは。観光文化と地元学の二つの視点を結びつけ、地域をひらく観光文化政策を提案。観光交流に関わる研究者・実践者約10名が執筆。
2011年8月刊/272頁/古今書院/2940円
 
IDEA HACKS!2.0

『IDEA HACKS!2.0』

原尻 淳一(1998年大学院経済学研究科修士課程修了/会社役員/埼玉県)共著

 仕事や暮らしを豊かにするには、どうしたらいいのか? ストレスだらけの暮らしから脱却するためのコツと習慣が描かれています。
2011年12月刊/264頁/東洋経済新報社/1575円
 
大学生のためのドラッカー1.2

『大学生のためのドラッカー @大学生活編/ A就職活動編』

松本 健太郎(2006年法学部卒業/ソリューションアーキテクト・「みどり勉強会」顧問/大阪府)著

 辛い状況に陥った時、現状を整理し決断するノウハウを綴った学生生活編。その経験を基に未来の自分像を決め、仕事と夢を繋げる考え方の根幹を綴った就職活動編。
2011年12月刊/各222頁/リーダーズノート出版/各1050円
 
「龍谷」出版情報
『〔編集復刻版〕戦前期仏教社会事業 資料集成』全13巻
中西 直樹(文学部准教授)共編解題
 戦前期において仏教教団各宗派が発行した、社会事業に関する刊行物を整理・編集し収録。仏教史・仏教福祉のみならず近代史・社会福祉研究の必携文献。
2011年9月より全3回刊行/総7500頁/不二出版/350700円
『CHANSONS POPULAIRES DE L'ERE SHOWA』(村上龍 著)
カルドネル・シルヴァン(国際文化学部教授)翻訳
村上龍の小説『昭和歌謡大全集』の仏訳。

2011年8月刊/200頁/Editions Philippe Picquier/16ユーロ

 
『古代豪族のルーツと末裔たち』
平林 章仁(文学部教授)共著
 未知の部分が多い古代豪族について、最新の研究や考古学の成果などもとり入れて、全十五氏についてその盛衰を明らかにし、古代史の謎に迫る。
2011年10月刊/314頁/新人物往来社/750円
『民事執行保全法』
松本 博之(法学部教授)著
 長期不況で続発する執行妨害や売却困難のため法改正が繰り返された、民事執行法・民事保全法の現状を俯瞰し、体系的に叙述した概説書。
2011年12月刊/616頁/弘文堂/5250円
 
『走って 読んで 再発見! ランニング リテラシー』
河合 美香(法学部准教授)共著
 ランナーが知っておきたい基礎知識や最新のランニング科学、実践的なトレーニング方法、日常とレース時の食事など、ランニングに役立つ情報を満載。
2011年8月刊/209頁/大修館書店/1680円
『宗教教育学研究』
海谷 則之(文学部教授)著
 人間形成の視点から畏敬の念について批判的考察をおこない、宗教の役割と西欧近代の宗教教育の方法、仏教教育、宗教的情操教育について体系的に論じた。
2011年9月刊/500頁/法藏館/3990円
 
『よくわかる社会福祉の歴史』
    きょうえ
清水 教惠(社会学部教授)編著
 社会福祉の発展過程の概略とともに、基本的な制度・施策や重要な役割を担った人物を取り上げ、社会福祉史の全体像がわかるように構成している。
2011年9月刊/224頁/ミネルヴァ書房/2730円
『絵とき 親鸞聖人』
はたにさとる
羽溪 了(短期大学部教授)著
 親鸞聖人のご生涯を、雑誌『伝道』(本願寺)の表紙画として描かれた13枚の絵と、それらに寄せることばで綴る一冊。
2011年10月刊/31頁/探究社/420円
 
『権力 VS 調査報道』
小黒 純(社会学部教授)共編著
 大阪地検FD改竄事件、リクルート事件……。地道な取材の積み重ねが「権力の壁」を打ち破る。スクープを手がけた記者が舞台裏を初めて語る。
2011年10月刊/320頁/旬報社/2100円

『ドイツ不法行為法』
(ハイン・ケッツ、ゲルハルト・ヴァー グナー著)

中田 邦博(法科大学院教授)共監訳
 本書は比較法の巨匠ケッツ、ヴァーグナーの執筆によるドイツ不法行為法の定評ある教科書の最新版の邦訳。ドイツ法の現状を知るための重要な文献。
2011年8月刊/421頁/法律文化社/8190円
 
『大学評価基本用語100』
重本 直利(経営学部教授)、細川 孝(経営学部教授)共編著
 評価の取り組みにおいて評価用語の理解・共有は必須の条件である。本書は基本的かつ重要な大学評価の用語・事項を100に絞って編集されている。
2011年9月刊/205頁/晃洋書房/1995円

『英語教育学大系 第2巻 英語教育政策ー世界の言語教育政策 論をめぐって』

すーいむ
李 洙任(経営学部教授)共著
 英語を母語とする国、第二言語とする国、外国語とする国、各々の国の言語政策から日本の英語教育を考える。
2011年7月刊/278頁/大修館書店/3360円
 
『南方熊楠とアジア』
松居 竜五(国際文化学部准教授)共編著
 南方熊楠が和漢洋の文献や人々との出会いから作り上げた独自のアジア観を様々な分野の専門研究者が多角的に論じた論集。
2011年8月刊/256頁/勉誠出版/2520円
『南方熊楠大事典』
松居 竜五(国際文化学部准教授)共編著
 南方熊楠に関する基礎研究資料を、思想、生涯、関連する人物、著作、研究史、年譜などの面から網羅的に集積した決定版の大事典。
2012年1月刊/808頁/勉誠出版/10290円
 
『若者の未来をひらくー教養と教育』
竹内 綱史(経営学部講師)共著
 さまざまな分野の若手研究者が、今の時代にふさわしい教養のあり方を学際的視点で検証した論集。
2011年12月刊/208頁/角川学芸出版/1785円
『アイヌ民族の復権ー先住民族と築く 新たな社会』
奥野 恒久(政策学部教授)共著
 はじめてアイヌ民族を先住民族と認めた二風谷ダム判決。この判決を改めて問い直しつつ、個人と民族の関係、先住民族の政治参加のあり様について、憲法学の視角から検討し、ささやかながら提言を試みました。
2011年11月刊/228頁/法律文化社/2415円

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