親和会だより

本願寺派学校保護者会連合会近畿ブロック連絡会を開催

 栃木県出身の藤本さん。現在、文学部真宗学科の2年生。大学進学を考える際、家がお寺のため「仏教について深く学びたい」と思ったときに龍谷大学のことを聞き、京都へ。授業では、「比較文化B」(ドイツについて)や、「インド仏教史」などの話を聞くのがおもしろいとか。授業の他にも、専門学校、サークル活動と忙しい日々を送っている藤本さんの下宿に突撃取材を行った。


文学部真宗科2年生 藤本響子さん(栃木県出身)

■往復1時間の自転車通学

 下宿は、深草学舎から電車で約10分のワンルームマンション。電車に乗れば楽だが、毎日自転車で片道20分から30分かけて通学している。「運動になるから」と電車にはほとんど乗らない。家賃は水道費込で7万円。「1年生の時に家計簿をつけたこともあるけど三日坊主でした。」でも、自炊を続け生活費を上手に計算している。


昼食は学部の友達と
昼食は学部の友達と

■朝6時起き 早起きの理由

 一人暮らしなので、家族に起こされることもなく、のんびりな朝かと思いきや…「朝はお昼のお弁当をつくるので、毎日6時に起きています。朝ご飯もしっかり食べます。でも、朝はお弁当で作ったおかずの残りを食べるので、いつも朝ご飯と昼ご飯のメニューが一緒なんです。」スーパーで野菜を買っても冷蔵庫で余ってしまうことが多いので、使い切るのが大変なのだとか。時々冷凍食品を使ったりなど、上手にやりくりしている。この日のお弁当は、ハンバーグ、シュウマイ、ほうれん草、プチトマト。「夕飯も、コンビニのお弁当とかにならないよう、作っています。学校帰りに買い物をしてから帰ります。」
夕食後は音楽を聴くほか、読書も。就寝は23時。睡眠時間は約7時間。



■新しい事へのチャレンジ

 2年生になってから、次々と新しい事にチャレンジしている藤本さん。春に、「BBS」(ボランティアサークル)に入会。休日に参加し、子どもと遊んだり、一緒に勉強したりしている。「子どもと接している時間が楽しい。休日だけでなく平日の夕方にもサークルがあるのですが、まだ参加したことがありません。一度平日にも参加してみたいと思っています。」
 また、アルバイトも始めようと動き出した。1年生の時はアルバイトをしていなかったが、面接を受け現在結果待ちという。「週2、3回くらいで働きたいです。それ以上になると、勉強など他のことができなくなるから。」と事前の計画もしっかり。
 藤本さんのチャレンジはそれだけではない。医療事務の専門学校にも通い出した。「毎週土曜日、10時から17時まで講義です。お昼休憩が1時間ありますが、あとはずっと講義なんです。」と言うものの、資格を取るのが目標の藤本さん、やる気でいっぱいだった。



平日のスケジュール





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