「今しかできない、海外留学のススメ」

留学なんて、遠いことだと思ってはいませんか?いえ、そんなことはありません!
龍谷大学から世界各国へと留学する学生は、毎年約500名にものぼり、ほぼ全学部から学生が留学しています。ここでは、ぜひ知っておいていただきたい龍谷大学の充実の留学制度をご紹介します。

龍谷大学国際化ビジョン2020
~世界に響き合うRyukokuの実現に向けて~
「進取と共生、世界に響き合う龍谷大学」

龍谷大学は、「進取と共生、世界に響き合う龍谷大学」をスローガンに、「学生・教職員のそれぞれが、国際的な交流や共同研究をおこない、教育・研究の国際化をさらに進め、多文化共生キャンパスを展開するとともに、教育・研究・社会貢献において、情報基盤が整備された広範な国際的ネットワークを有する大学になる」ことを目指しています。本学は、この目標を達成するために、下記2点に重点をおいています。

国際社会で活躍できるグローバル人材の育成

建学の精神である浄土真宗の精神を体現することのできる豊かな人間性と幅広い教養を身につけ、自国文化の理解とともに、異文化や多様性を受容する環境適応力を有し、二者間または多数者間折衝レベルが可能な外国語運用能力を備えたグローバル人材の育成を目指しています。

多文化共生キャンパスの実現

世界各国から幅広く優秀な外国人留学生を受け入れ、各教学主体を中心に学生間における国際交流及び異文化コミュニケーション活動を活性化させることで、多文化共生キャンパスの実現を目指しています。

留学生との交流イベント等

龍谷大学では、学生の皆さんにできるだけ留学の機会をもって頂けるよう、留学の制度を設けておりますが、まだ留学に行くには自信がない、金銭的にも留学が難しいのではといった学生さんにも、海外に行かなくても日本でできる国際交流の場をたくさん用意しております。

例えば、留学生寮での入寮生活の他、英語でディスカッションやプレゼンテーションをしたい学生さんには、週1回グローバル教育推進センターのアメリカ人スタッフが実施しているKaren-T English、また、海外からの交換留学生が自国の言葉や文化を紹介する「地球がキャンパスだ!」や、海外の大学から短期受入でやってきた留学生たちの学生バディ(パートナー)となって、期間中、一緒にフィールドトリップを体験したりするプログラム等々。これ以外にも留学生を週末に自宅に招待するホームビジットなどのプログラムもあり、大学生活の間に、一度国際交流を体験してみてください。

グローバル教育推進センター(国際センター改称)

留学情報の入手や留学相談は、こちらのグローバル教育推進センターへ。併設しているグローバルコモンズ(深草キャンパスは2015年4月、瀬田キャンパスは2015年9月に設置)では、グローバルラウンジ、マルチリンガルスタジオ(深草のみ)、外国語個人学修ブース、スピーキングブース、グループスタディルーム(深草のみ)等の自律型言語学修支援施設を備えています。留学・奨学金情報に関する資料、各種語学試験や語学学修に関する様々な教材を備えており、留学生もラウンジを利用していますので、積極的に話しかけて友達を作っていきましょう。また、留学経験者で構成する学生スタッフ(SABS)から留学アドバイスを受けることができます。

グローバル
教育推進センターホームページ

http://intl.ryukoku.ac.jp/index.php
留学情報のほか、留学説明会や交流イベントの開催など最新の情報を掲載。留学中の学生からの「交換留学マンスリーレポート」は必見です。

龍谷大学留学ガイド

留学情報や留学体験記が満載。この一冊で留学の全てがわかります。グローバル教育推進センターや国際学部教務課で入手できます。

センター長からのメッセージ

センター長 経営学部准教授 ホワイト・ショーン

グローバル化という言葉を聞くようになって久しく経ちますが、その速度は年々加速しています。英語を社内公用語とする企業の増加、外国籍社員の積極的採用、教育のグローバル化、また政府の観光客増加計画や2020年の東京オリンピック等々、日本の未来において国際社会や世界の人々との結びつきは、ますます身近なものになってきています。その中で皆さんのお子さんが、行動力、コミュニケーション力、柔軟な対応力、また日本文化及び多文化に対する理解力、さらにはリーダーシップ力やチャレンジ精神を身につけて国際的な場で活躍している姿を想像してみてください。

龍谷大学では、学部専攻科目や教養教育科目に加えて、このようなグローバル人材に求められる能力を身につけるための留学や語学体験など、魅力的な学習機会を用意しています。また、現在の国際センターの次世代となるグローバル教育推進センターと、学生の学びと国際的な活動を支援するグローバルコモンズも4月に新しくスタートします。これらを上手く利用すれば、きっと今社会が求めている力を確実に身につけ、大きく成長していくことができ、将来のキャリア及び人間としての生きていく力に役立つことでしょう。龍谷大学はこの国際化・グローバル化時代にお子さんの成長を支援し、応援していきます。保護者の皆さんにも積極的にサポートしていただければ幸いです。

留学体験記

宮川 紗也加(みやがわ さやか) さん
国際文化学部2年生

留学のきっかけ

留学しようと考え始めたのは、高校三年生の時でした。その当時、日韓間で大きな歴史問題が取り上げられていた時期だったのですが、それを見ながら非常にもどかしい思いをしました。両国どちらもいい国なのに、歴史問題や他の問題のせいで誤解し合っているのは嫌だと感じたからです。

この問題が起きる少し前から、韓国には興味を持っていました。その矢先だったので、余計そう感じたのかもしれません。この時、日韓の関係を微力ながらも友好にしていきたいという気持ちが湧きました。そのために実際韓国をもっと学ばないといけないと感じ、留学しようと思ったことがきっかけでした。

留学してよかったこと・成長したこと

留学してよかったことは、生きた韓国語を学べたということです。留学に行く前は、語学は文化を知るツールであって、文化を知るために勉強しなければいけないくらいにしか考えていなかったのですが、生きた韓国語に出会ったことによってその考えが一変しました。韓国語の中に、韓国の文化・国民性が隠されているのだと分かると、もっと勉強したいし、もっとうまくなりたいと思うようになりました。そしてこれからも諦めず、深く勉強していきたいなとも感じました。また成長したことは、精神面で成長したと思います。渡韓前まで、不平不満・自己嫌悪の気持ちが強いところがあったのですが、韓国に留学する中で、自分は周囲の人によって生きることが出来ている、また自分の個性は他の人に変えられないものがあると確信した時に、不平不満・自己嫌悪がなくなり良い方向に成長したと思います。

これから留学する方

留学に行こうと強く決意した気持ちを忘れないでください!留学しようと決意した時が機会です。確かに自分の決意だけでは現実問題行けないことが多いですが、まずは自分の強い気持ちがないとご両親を説得したりなど周りを動かすことはできないので、その決意を忘れないでください。また具体的に何で行きたいのか、留学に行った後はどのようにするのか計画を自分の中で立てて行ったらいいかなと思います。ただ楽しかっただけの留学ではもったいないと感じたからです。ぜひこれから留学する皆さんには、語学を勉強するだけの留学ではなく、海外で第二の自分を見つける、その国をもっと肌で感じる留学にして欲しいです。

留学先 東国大学(大韓民国)(学生交換協定校)
留学種別 交換留学
留学期間 2014年3月~12月
東国大学は仏教精神を基礎として設立された大学です。ソウル、慶州、一山(イルサン)の3キャンパスを有し、約25,000人の学生が学んでいます。

留学体験記


サークル活動の一環で景福宮にて


燃灯祭り、大学内にて

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