桑田 隆晴さん

校友クローズアップ

既成概念を破る戦略で
ゴルフウェア世界トップをめざす

株式会社グリップインターナショナル
グリップグループCEO

桑田 隆晴さん

(1981年 経済学部卒)

アパレル業界不況といわれるなか、スポーツマインド向上で活況を呈しているのがゴルフウェア市場だ。牽引するのは女性ゴルファー。自分磨きや趣味としてゴルフをする女性達は、もちろんウェアにもこだわる。そんな女性ゴルファーやトレンド指向のゴルファーが熱く支持する、「Heal Creek」「VIVA HEART」といった、ハイセンスなブランドを展開しているのが、グリップインターナショナルの桑田隆晴社長である。

桑田さんは2001年に起業し、大手アパレルしか手掛けていなかったゴルフウェアに参入。ベンチャーならではの斬新な発想と機動力で、瞬く間にトップブランドへ駆け上がった。 「商品中心の思考になりがちなアパレルのなかで、私はマーケットをつくることを第一に考えました。ファッショナブルなゴルフウェアを求めている人達は絶対にいる、という仮説から事業を構想し、ロゴや広告などクリエイティブには一流のデザイナーを起用。店舗もスポーツショップではなく、ファッションブランドのように洗練されたものにしました。一方、PRは経済誌を中心に取材してもらうことで、ビジネスパーソンへのブランド認知向上を狙いました」

折しも海外投資会社のゴルフ市場参入や、タレントとしても活躍する女子プロゴルファーの増加など、ゴルフを取り巻く環境が大きく変わり出した時だった。追い風を受けて、創業時は1億円に満たなかった売り上げが10年目には20憶、現在は30億を超える。成功の秘訣を「私はゴルフウェアに特化し、少々極端なシナリオを描き、注目されることでたくさんのチャンスを得ました。スペシャリストの方が注目されやすいのでゼネラリストより成功しやすい。ただまだ成功とは言えずその過程です」

韓国企業のBLACK YAKと提携し、韓国内にHeal Creekを30店舗開店。他ブランドも、アジアのほか、欧州へ進出予定だ。
「いま必要なのは人財。ぜひ龍大生に来てほしい」。ゴルフウェアで世界一、という熱い夢を追ってみたい方は、ぜひ応募されたし。

[広報誌「龍谷」86号より]

桑田 隆晴(くわた・たかはる)

大阪市出身、1981年経済学部卒。株式会社ワールドを経て2001年5月に神戸三宮にゴルフウェアの企画販売を手掛ける株式会社グリップインターナショナルを設立。関西に1号店をうめだ阪急に、関東1号店を伊勢丹新宿本店にオープン。現在主要都市の百貨店、ゴルフ専門店、路面店マーケットごとに8ブランドを展開する。

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