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Graduate School of Practical Shin Buddhist Studies

実践真宗学研究科

実践真宗学研究科の概要

概要

現代には、伝道活動、宗教儀礼、情報メディア、生命倫理、ビハーラ活動、共生論などに関する諸問題が山積しており、また心の教育の必要性などが叫ばれています。
親鸞聖人の教えを建学の精神とする龍谷大学大学院実践真宗学研究科は、そうした社会的要請に実践的・具体的に対応しうる宗教者のあり方について教育・研究するとともに、 求められる宗教的実践者にふさわしい高度かつ専門的な素養をもつスペシャリストを育成していきます。


教育の目的

実践真宗学研究科は、教理・教義の研究を中心とする既存の文学研究科真宗学専攻が担ってきた教育・研究を基礎として、複雑化・多様化する現代の問題に、実践的・具体的に対応しうる宗教者のあり方について教育・研究するとともに、社会に求められる宗教的実践者にふさわしい高度な専門的素養の修得を図ることを目的とします。


教育の特色

理論研究と臨床実習に十分な学修時間を確保するために、既存文学研究科と異なり、修業年限を3年とします。1年次は、実践真宗学総合演習を中心に自身の研究の方向性を定め、2年次からは、〈宗教実践活動に関わる分野(宗教実践分野)〉と〈社会実践活動に関わる分野(社会実践分野)〉のいずれかの分野を選択して、専門研究科目を履修します。3年次は、実践実習を行い、さらに研究成果の総合として学位論文または特定の課題についての研究成果を作成します。


人材育成

仏教的人間観・世界観を基盤とし、世界的視野に立って広く相互に理解し合い、人間存在の意味を見出し、生きる力を育んでいくことができる宗教的実践者、そして、日本全国の各地域における宗教組織・施設等が、地域社会活性化の一拠点として総合的に有効に機能し、地域社会活性化の一翼を担うことができるようにするために、幅広い活動能力を備えてリーダーシップを発揮することができる宗教的実践者の養成を目指します。


修了後の進路

日本全国の各地域で地域社会活性化の拠点となっている組織・施設等で、地域社会活性化の一翼を担う人材として広く社会、文化の進展に寄与することが可能です。また、世界的視野に立った海外開教に取り組むことができます。さらに、進路の一例として、龍谷総合学園加盟校(24法人69校)や、浄土真宗本願寺派本山・別院・一般寺院など、既に全国に展開している施設を拠点として活動すること、また特別養護老人ホームや緩和ケア病棟を備えた有床診療所での活動なども進路として挙げることができます。

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