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マーケティングを勉強するとモノクロの世界がカラーに見えてきます。

経営学部経営学科 藤岡章子(ふじおかあきこ)准教授

リサーチはゴールではなく手段

「マーケティングの基礎」や「マーケティング論」を履修して、基礎的なことを学んだ学生に向けて開講しているのが「マーケティング・リサーチ」という授業です。企業がマーケティング活動をするにあたりいろいろな情報が必要になりますが、その収集に関して専門的に深く学ぶことを目的としています。今までの授業を通して学生たちは情報を集めることの大切さや難しさを実感していますので、みんな熱心に取り組みますね。

リサーチというとどうしても統計学に走ってしまったり、マーケット調査の話だけになりがちですが、それよりもまず「何のためにやるのか」という目的のほうが大事なんですよ。リサーチはゴールではなく何かを明らかにするための手段なのですから。

具体的なテクニックをしっかり身につける

情報収集のテクニックは、実践的に学んでいきます。今年の授業では、初回からある食品メーカーが京都限定で新製品を開発するという想定で「京都市場の特性についてわかるデータを集めなさい」という課題を出しました。そこで学生たちが集めてきたデータ、例えば「お茶の生産量」とか「京都のお土産物ランキング」などについて「これで何が分かるの?」と問題点を指摘し、「そもそも京都市場とは何か」というゴールについて考えてもらいました。

パソコンでの情報収集や図書館の使い方など、既存データの収集についてもしっかりと指導します。調べてみたらすでに大々的な調査によってデータが集められているのに、それを一から自分で集めようとして無駄な労力を使ってしまうこともよくあるからです。努力して大量に集めても「そんなことはみんな知っているから使えない」というデータしか出てこないのは、やはり収集方法に問題があると言えますね。

実際にリサーチ・分析してみる

 今年は実際に自分たちで調査もしています。テーマは「大学生のお昼事情」。先日はモバイル調査を実施して、学生1人につき友達2人のお昼ご飯の写真を、平日と休日の2種類送ってもらいました。外食の人からお菓子とジュースだけの人まで、本当にさまざまなデータが集まりましたね。それを、基本的な集計をして概要を示すグループや、ごはん以外に写っているお菓子や飲物を調べてマーケットの可能性を探るグループなど、さまざまな角度からグループで分析しました。もちろん結果は数値で出します。お昼ご飯が平均500円だとしたら、龍谷大学生が何人で、トータル1年食べるとしたら何円で、どんなマーケットになるか。お弁当以外のお菓子をいくら買っているから市場の可能性はどれくらい見込めるか。今回はこうして具体的に分析したものを、企業の方に一緒に聞いていただいてコメントをいただいたりしました。。今後の授業としては、データの検証法を学ぶほかにも、企業の方に来ていただいて実際のマーケティング活動における情報収集や情報共有について話をしていただけたらいいな、と考えています。

自分で考え、調べ、答えを出す

マーケティング・リサーチの授業は毎週課題があるので、学生たちも大変そうです。それでも、この授業を通して、自分で考えて問いを作り、自分で調べて答えが出せるようになって欲しいと思っています。それができると物の見方も変わるし、モノクロだったものがカラーに見えてきたりして、なかなか楽しいですよ。商品をみたらつい「どうしてこの棚に置いてあるのだろう」などと考えてしまいますけれどね。

藤岡先生に学んで・・・

コンビニで商品を見る目がかわりました。
「マーケティング・リサーチ」は、調査と分析を通してさまざまな発見があるのでとても楽しい授業です。 この講義を受けるようになってから、どんな商品にもすべてに企業努力があることが理解できるようになりました。 藤岡先生は、授業に関しては厳しい面もありますが、ゼミなどで接するときはとても優しくて魅力あふれる先生です。
経営学部経営学科三年生
田中 美帆さん
プロフィール

経営学部経営学科 藤岡章子准教授

2000年より龍谷大学に赴任。専門は「リレーションシップ・マーケティング」で、企業と顧客との長く実りある関係づくりを研究。留学先のスウェーデンで感銘を受けた、教授と学生が共に議論し学び合う「知識創造型講義」を実践している。私生活では3歳のお子さんのママで、秋には家族がもう1人増える予定。

→龍谷大学経営学部サイト
→経営学科紹介サイト
→WHO’S who

歴史を自分に投影すれば
現代を考える力も育ちます。

文学部史学科仏教史学専攻
市川 良文(イチカワ ヨシフミ)先生
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何回も現場に足を運んでいれば
少しずつ何かが見えてきます。

社会学部コミュニティマネジメント学科
舟橋和夫(フナハシ カズオ)教授

法律を学んで得た思考力はどこに行っても役に立ちます。
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映像の作り方だけでなく、映像の使い方も学んで欲しい。
国際文化学部国際文化学科
Salz Jonah(サルズ ジョナ)教授

島々の経済を学ぶことで 地域の多様さ、経済の多様さに気づきます。
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松島泰勝(まつしまやすかつ)教授

大学の学びで一番大切なのは「原点にさかのぼって考える」ことです。
理工学部数理情報学科
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マーケティングを勉強すると
モノクロの世界がカラーに見えてきます。

経営学部経営学科
藤岡章子(ふじおかあきこ)准教授

小説を読むことの醍醐味を味わい、
「知のトレーニング」を楽しもう

文学部 日本語日本文学科
越前谷 宏 (えちぜんや ひろし)教授

生命の神秘を探究することの
充実感と責任感を知ってほしい。

理工学部 物質化学科
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生まれ育った国を知ることは
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国際文化学部 国際文化学科
Julian Chapple(ジュリアン チャプル)

マーケティングをやりたいなら
変化するものに興味を持たないと

経営学部 経営学科
佐藤 研司(さとう けんじ) 教授 / 経営学部長

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