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龍谷大学

挑戦~from.Ryukoku~ vol.19 村田和志さん

Introduction

今回は、日本通運株式会社に勤める村田和志さん(2013年度 経営学部卒業)にお話を伺いました。身振り手振りを交え語ってくれ、どこか親しみやすさを持った村田さん。学生時代のことや就職活動で役に立ったことを話してもらいました。着飾らず、自分らしさを大切にすることを学べた取材となりました。

普段の仕事内容について教えてください

仕事内容は多種多様ありますが、今私が担当しているのは引越し業務に関する営業です。引越しを希望されているお客様に引越しプランの予算を提示し、心地よくサービスを受けられるよう手助けしています。営業ですので、お客様とどれだけ親密になれるか、信頼関係を築けるかが大切ですね。引越しをする際に、いくつかの業者に見積もりを頼んでから選ぶお客様が多いので、営業者の接客はとても大切になります。お客様との距離を縮めようと身振り手振りを添えて話したり、世間話をしたり、自分の世界に引き込もうと努力しています。

ありがとう その言葉をかけてもらえた時が一番嬉しい

仕事にやりがいを感じるときはいつですか

お客様と一からプランを立て、引越しが完了したときに「村田さんにお願いして本当に良かったです。ありがとうございます。」と、声をかけてもらったときですね。お客様からの「ありがとう」という言葉が一番嬉しいです。仕事ですので、義務感というのもありますが、営業で一人のお客様とたくさんお話させてもらう内に、この人に最高のサービスをしたいという気持ちが強くなってきます。加えて、日本通運というブランドではなく自分を一人の人として見てくれていることもとても嬉しいです。お客様の期待に応えることができたのだと感じることができ、次の仕事も頑張ろうという糧にもなります。
やはり感謝の気持ちを述べられると、自分の思いがお客様にも伝わっているんだなと実感できますね。

ありのままの自分を見せることの大切さ

就職活動での「自分の強み」は何だったと思いますか

着飾らず、ありのままの自分で面接をうけたことが評価されました。面接の時間は一人10分~15分ぐらいです。その短い時間の中で“ありのままの自分”を出し切り、本当の自分を見てもらうことが重要になります。私は挨拶をしっかりとし、面接時は大きな声ではっきりと、また伝わりやすいように身振り手振りもそえて話しました。他に、分からないことは分からないと話した正直な態度が企業側に対して好印象だったようです。背伸びした自分を演じるのではなく、ありのままの自分を伝えられるように努力しました。着飾らないというのは難しいことですが、面接のときは心掛けていました。

学生時代に打ち込んでいたことは?

野球ですね。小学生の頃から続けており、大学でも野球部に入りました。就職活動の時は下宿をしていたので部活動にバイト、就職活動が重なったときは苦労しましたが、部活動は続けていてよかったと思います。部活動で礼儀やマナー、すぐに諦めない根性が身につきました。

挑戦―今後のビジョン

今後、挑戦していきたいことはありますか

社会人1年目で、まだまだ分からないこと、覚えなくてはならないことがたくさんあります。もっと勉強して、お客様にもっとよいサービスを提供できるようになりたいですね。また、これからも親しみやすい、信頼のおける営業マンになりたいと思います。

学生に向けてアドバイスやメッセージをお願いします

社会人になると、自分の好きなことに打ち込む時間や自由な時間を作ることが難しくなってきます。学生のうちにやりたいことにどんどん挑戦していってください。学生のときに頑張ったことは、思わぬところで役に立ちます。
また、自分を着飾らずありのままの自分で人と接することが大切だと思いますね


【取材】
猪本千尋(経営学部2年)、今木美里(社会学部1年)
【記事】
今木美里(社会部1年)

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