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龍谷大学

挑戦~from.Ryukoku~ vol.24 上田 亮さん

Introduction

今回、取材したのは株式会社しまむらに勤務されている上田亮さん。明るい口調と笑顔で取材を盛り上げてくれ、学生時代に何事にも積極的に向き合う姿勢と挑戦することの大切さを親身になって教えてくださいました。

現在、どのようなお仕事をしていらっしゃいますか?

株式会社しまむらの支店長として勤務しています。昨年1年間、店舗で基本業務を研修し、今年から支店長に任命されました。店長という立場に就いてから数か月ですが、人事から経理まで全ての業務に携わっています。

仕事を通しての喜びや苦労について教えてください。

本社の意向や自分の考えをうまく織り交ぜながら経営をしていく中で、売り上げが伸びたときはとても嬉しいですね。逆に苦労していることは指示の仕方です。店長として仕事の指示をスタッフに出す際も、お店全体のことを分かった上で指示を出さないといけません。スタッフの性格や得手不得手を考えて仕事内容を振り分けないと効率が悪くなってしまうので、日々試行錯誤しながら仕事に取り組んでいます。

学生時代はどのようなことをしていましたか?

バスケットボールサークルに入ろうと思っていましがが、希望していた内容のサークルがなかったので、自分でサークルを作りました。一人で始めたので、インターネットなどで参加者を呼びかけ人数を集めましたね。一番多い時で3時間の練習で80人が集まったこともあります。サークルを運営するにあたり、私がメンバーに会計や体育館の予約の仕事を割り振りしていましたが、その伝統は今でも受け継がれています。今、思えばその時から人に的確な指示をするのは得意だったのかなと思います。あと、アルバイトの際に商品の陳列などを自分で考えて良いと言われ、どのように並べたら売れるのかを考えたりしていました。その経験が今の仕事にも活かされていると感じています。

学生たちに何か一言ありますか?

やはり就職活動のことですかね。キャリアセンターを活用したり、大企業にも臆さずにエントリーしてみるなど、様々な方面で積極的になることが大事だと思います。また、学業も大切ですが、自分という人間性を深めるためにも多くの友達と交流するということも重要な活動の一つだと考えています。 就職活動では様々な失敗をすると思います。ですが、そこで諦めるのではなく最後までやり通すことが大切です。私自身やらなかった後悔はありますが、やった後悔は一つもありません。自分のやりたいことをとことんやって欲しいですね。

挑戦- 今後のビジョン

最後に今後、どのようなことに挑戦していきたいですか?

今後はバイヤーをしてみたいと思っています。バイヤーというのは買い手のことで、しまむらではこのバイヤーだけが商品を仕入れることが許されています。バイヤーは年間数億円の商品の仕入れを任されるのですが、仕入れを行う前には市場調査や気候変動などを考えた上で行わなければいけません。しかし、この仕事は成功も失敗も自分次第という点に強く心を惹かれています。将来はバイヤーになり、お客様に喜んでもらえるような数多くの商品を提供したいですね。


【取材】
北野真朗(社会学部2年)
【記事】
北野真朗(社会学部2年)

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