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龍谷大学

挑戦~from.Ryukoku~ vol.25 室屋 健人さん

Introduction

今回取材をしたのは、積水ハウス株式会社で働いている室屋健人さんです。「営業は恋愛と似ている!?」など、仕事内容や頑張る秘訣を教えてもらいました。「自分の仕事を誇りに思っている」と語る室屋さんの情熱と向上心をひしひしと感じ、学べることがたくさんありました。ぜひご覧ください!

現在のお仕事の内容を教えてください

戸建住宅の営業がメインになります。住宅展示場で接客したお客様を対象に、契約・打合せ・完成後の引渡し・その後の長期的なアフターフォローまで携わります。家を買うのは、お客様からすると人生で一番高価な買い物になります。それだけお客様は慎重になるし、売り手である私達はお客様との信頼関係が必要になりますね。そういった点から営業は人間性が問われる仕事だと痛感しています。誠意をもって一人ひとりと真摯に向き合っていかなくてはなりません。電話や訪問をして断られることも少なくないですが、本音を聞き出すまで様々な言い回しでアプローチすることが私達にとっては重要な仕事です。また、お客様のニーズに合わせるためたくさんの知識が必要になります。家を建てるのに必要な費用の計算や内装のインテリアについてなど、建築プラン以外も知っておくべきことは多くあります。なので、社会人になってからも勉強の日々です。大変ですが、知識が増えていくのは成長を感じるし、達成感がありますね。

営業は自分のアプローチが実を結ぶ

営業って難しそうですが、どうすれば出来るのでしょうか?

営業はそんな辛いものではないですよ。営業と恋愛は似ているとよく言われたりもします。意中の人にメールや電話(アプローチ)をして、相手が自分のことを気になるように仕向けていきます。仲良くなったら見学会(デート)などに誘って距離を縮めていきます。人間、好意を示されたら好感をもちますよね。それに、お客様と仲良くなっていく過程はとても楽しいです。プライベートな話をすることでお客様のこれからのビジョンを想定しやすくなり、よりよい家づくりへの架け橋にもなります。だからこそ、仲良くなった人から断りの連絡をもらうと、とても悲しい気持ちになります。まさに振られた、ということになりますからね。しかし、自分のアプローチが実を結んだときはとても嬉しい気持ちになりますよ。

たくさんの「ありがとう」がモチベーションに

仕事のやりがいを語ってください

家を売る以外にも仕事を通じて多くの人間関係が生まれるところですね。営業で関わったお客さんとは長いお付き合いをすることになります。無事に引き渡しを終え、新築のパーティーに招待していただいたり、お子様の出産のお祝いをさせていただいたり・・・。営業は、お客様からたくさんの「ありがとう」の言葉を貰える素敵な仕事です。これが一番のやりがいですね。もちろんしんどいこと、辛いこともありますが今は働くことがとても楽しいです。これからも高いモチベーションで頑張っていきたいですね。

「諦めた姿は見せたくない」を心情に

学生時代はどう過ごしていましたか

部活動がメインの学生時代でした。小学3年から野球を14年間続けてきました。だからこそ継続することの大切さは身についています。大学の間は野球と勉学や日々の生活との折り合いがつかず、上手くいかない時期もありましたが、自分自身にも後輩達にも、目標を諦めた姿は絶対晒したくなかったので一生懸命取り組みました。今こうして振り返るとしんどかったなあと思いますが、学生時代での思いや姿勢が社会人になった今でも活かせているので、本当に良い経験になりました。

在学生にアドバイスをお願いします!

よく学んでよく遊んで、たくさんの経験を積むことが大切だと思います。たくさんの出来事に出会う場に自分を連れて行ってあげてください。絶対に無駄になることなんてありません。たくさんのことに触れたら、そこから自分のやりたいこと、好きなことを探してください。

今後の挑戦

これからの目標は何ですか?

仕事の目標は、お客さんに合った世界に一つだけの家を多くつくることです。少し格好付けた言葉にはなりますが、私たちは家と一緒に夢も売っているつもりです。家を買うのって、たくさんの夢と未来が詰まっていますよね。その未来を作る少しのお手伝いができて嬉しいし、私はこの仕事を誇りに思っています。これからもたくさんの勉強をして、もっともっと大きな夢を売っていきたいです。


【取材】
猪本千尋(経済学部3年)西野景大(経営学部3年)
【記事】
猪本千尋(経済学部3年)

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