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龍谷大学

挑戦~from.Ryukoku~ vol.60 西澤 健太郎さん

Introduction

本学では2015年に農学部が開設されましたが、農業とも深く関連のあるJAバンク滋賀信連で働く西澤さんに、お仕事の内容や学生時代のことについてお話を伺いました。

担当している仕事を教えてください。

JAバンクと言っても農業協同組合(JA)信用農業協同組合連合会(信連)農林中央金庫(農林中金)の三つの機関で構成されており、私の入会している滋賀信連は、主に県域段階として信用事業を行っています。その中で営業部の窓口担当として、端末を用いてお客様と企業の間でお金のやり取りを行なう「為替」を担当しています。

この仕事をしようと思ったきっかけを教えてください。

僕の実家が白菜、キャベツや米を作る専業農家です。なので昔から経済面の支えであったJAの仕組みには興味がありました。
農業を始めたいと思っている人に信連という県域段階で自分も農家の方の役に立ちたいと感じたのがきっかけです。

大学時代に取り組んだことを教えてください。

経済学部でしたが、国際関係コースのスペイン語関係のゼミに所属していました。1カ月間スペインに留学した経験は今の自分にも大きな影響を与えていると思います。スペインで経験した様々な出来事は自分の視野を広げてくれました。
また、研究した内容は卒業論文でまとめました。スペイン語圏の文化や歴史について研究していたので「マヤ文明」について書きました。その論文が学部の文集に載ったのは嬉しかったですね。

留学で得たことは何ですか。

スペインではホームステイを経験しました。僕はもともと内向的で自分の考えを積極的に発言したりする性格ではなかったのですが、スペインでは自分から発信しなければ伝わりません。自分が思った事、したい事を伝えるように意識しました。おかげで日常会話程度であれば自分の思いをスペイン語で伝えることが出来るようになりました。この経験は就活でも大きな力になりました。

就活で意識したことを教えてください。

面接前にエントリーシートやSPIで落とされないように対策をしっかりとしました。どれだけ熱意をもったことを伝えたくても面接前に落とされてしまえば元も子もありません。一般教養の勉強や、先輩に体験談を聞くなどして対策を練りました。エントリーシートは、読みやすい文章を意識して作成しました。
面接では、志望動機など、一貫性をもって話すことが出来るようにしました。また敬語をきちんと使うことは大事ですが、それ以上に大切なのは自分の言葉で熱意をもって話すことです。

後輩に一言お願いします。

大学時代にしかできないこと、大学時代だからこそできることをしてください。サークルはもちろん、一つのバイトを長く続けるのもいいですが、様々なことにチャレンジして貴重な体験をしてほしいです。学生の間に旅行に行くなど、沢山の物を見て自分の視野を広げていってください。


【取材・記事】
中嶋 千花子(文学部2年)

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