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龍谷大学

挑戦~from.Ryukoku~ vol.61 渡部 煕生さん

Introduction

銀行にはよく行くけれど、仕事内容はあまり知らないという方も多いのではないでしょうか。今回は、山陰合同銀行にお勤めの渡部煕生さん(2016年経済学部卒業)に、仕事内容や学生時代のことについて伺いました。

会社について教えてください。

私が勤めている会社は、本店が島根県松江市にあり、山陰地方をターゲットにした銀行です。それに加え、近くの岡山県や広島県などの中国地方、近畿地方では兵庫県や大阪府に力を入れています。

仕事内容について教えてください。

係替えという制度があるので、短い期間で業務内容が変わります。最初はローンを担当する係をしていました。例えば、マイカーローンや住宅ローンです。今は、投資信託や保険を担当しています。

山陰合同銀行を選んだきっかけを教えてください。

最初は銀行が苦手でした(笑)。でも、お金は自分の生活はもちろん、どの業種の会社に勤めても関わってくるものだと思います。自分が生きていくうえでも勉強になるかなと思い銀行を選びました。
山陰合同銀行だったのは、田舎が好きだったことや、改めて考えてみると地元について知らないことに気付き、地元に帰って誰かの力になりたいという思いからでした。

就活で意識したことはありますか。

エントリーシートの書き方についての本は読みました。確かにその通りに書けば要点はまとまっているエントリーシートになると思います。でも、自分らしさが出ないと感じたので本を参考にしつつ、どのように個性を出すか意識しました。また自分が採用する側だったら、何百枚何千枚と来るエントリーシートの中からどのようなものを読みたいかということも考えましたね。

学生時代に取り組んだことを教えてください。

軟式野球同好会に所属していました。同好会と言っても、龍大には軟式野球部がないこともあり、他大学は部として参加するリーグにも加盟し、部活のような活動をしていました。同好会ということで監督がいないので、私が監督も兼ねているキャプテンを務めました。中学や高校では、地元の身近な人の中で活動をしていましたが、大学では様々な地方から来た人、そして一人ひとり様々な経験をしている人の中で活動する経験をしました。その中で、どのように個性を生かして試合をつくるかということを常に考えていましたね。でも最後まで答えはわからなかったです。というより、途中で答えが無いことに気付きました。やはりそれぞれの考えがありますし、だからと言ってすべてを受け入れるとまとまらない。正解がないからこそ考えるのだと思います。そこが苦労というより難しかったところですね。

今後の目標を教えてください。

人として「変人」になりたいです。といっても、よく分からない変な人という意味ではなくて・・・。皆がこうしているからこうする、ということにとらわれすぎて、自分らしくいられないということにはなりたくないです。その普通の概念は、時にそうでない人を否定的に見てしまうことすらあります。でも、周りとは違う「変な人」が、周りとは違う「変な事」を続けて成果が出た時、周りの人はそれを認め出します。だから、すごく勇気がいるけれど自分は「変人」になりたいんです。そしてそれが「面白いな」とか「あの人には話してみよう」というような信頼に繋がればと思います。

在学生に一言お願いします。

「これがしたい!」と思うことを全部してみれば良いと思います。どんな小さなことでも良いです。例えば「○○が食べたい」でも良いし「○○に会いたい」でも良い。今頭に浮かんだ事をどこかで無理だと思っていませんか。挑戦してみたいと思ったことを自分の頭の中で消していくのではなく、やりたいと思うことがある限り、とことん挑戦してみれば良いかなと思います。


【取材】
木場 仁美(社会学部2年)、石川 沙希(社会学部3年)
【記事】
木場 仁美(社会学部2年)

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