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挑戦~from.Ryukoku~ vol.86 前田 悠さん

Introduction

近年テレビCMや新聞広告だけでなく、スマートフォン上でも多様な広告が表示されるようになってきているのを感じている方も多いのではないのでしょうか。広告と言っても一括りにすることは難しく、新たなメディアの台頭、オンライン上でのコミュニケーションの躍進など、目まぐるしく時代は変化し続けています。今回はそのような時代の変化に柔軟に対応しながら「広告の作り手」として博報堂プロダクツに勤められている、前田悠さん(法学部2012年3月卒業)にお話を伺いました。

株式会社博報堂プロダクツ(以下、博報堂プロダクツ)への入社経緯についてお聞かせください。

就職活動を始めた当時、「広告」という仕事を直感的に面白そうと感じていました。それから就活サイトを利用し企業を探す過程の中で、博報堂プロダクツの業界において自分の居場所、立ち位置を強気に示す理念、仕事に対する考え方が学生時代に打ち込んでいたラグビーに対する自分のスタンスと一緒だと思い、入社を決めました。面接官の方との相性も良かったのですが、一番は企業理念への共感です。

具体的にはどのような仕事内容なのでしょうか。

職種名ではプロモーションプロデュース職にあたります。基本的には飛び込み型と言われる営業はほとんどなく、社内でのスタッフィング、外部とのスケジュール調整、イベントの準備、プランニングなど多種多様な業務を通じてクライアントの課題を解決しています。現在博報堂プロダクツにはデザイナーやエンジニアを始めとし11個の事業本部があるため、一気通貫して自社で構想を練ることができるのも特徴的です。

現在のお仕事をする上で特に意識していることはありますか。

クライアントに対して提案を行う時は、クライアントが考えているものよりも、より良いものを提案しなければなりません。以前新たにオープンする商業施設のプロモーションを担当した際はクライアントが複数社いらっしゃったので、共に作業を行うチームメンバーに加え、クライアントの皆様が納得する提案をする必要がありました。一社に限らず、複数のクライアントの方々と同時にお仕事をする機会もあるので、どのような場合でも提案の質を少しでも上げるよう意識しています。

一緒に働く社員の方はどのような方々ですか。

一言で言うならクレバーな方々です。どこのターゲットにどのようなアプローチをかけていくかなど、トータルでのプロモーションが上手な方は参考になります。先ほど述べた通り弊社には11個の事業部があり、それぞれ専門的な知識を持っている方ばかりなので、社内にはプロとしてのこだわりが強い方が大勢います。

学生時代はどのような経験をされてきましたか。

高校時代からラグビーを始め、大学での4年間もラグビーに打ち込みました。原動機付自転車に乗り大津から深草学舎まで往復する毎日です。副キャプテンを務めていましたが、そこで役職に固執したことはありませんでした。チームにおいて自分に何ができるかを常に考えるよう意識していました。また、目まぐるしく局面が変わるものも好きだったため、その点でラグビーは自分に合っていたと思います。4年間やめずに続けたのも、元々物事を途中でやめるという発想がなかったため、何事にも逃げずに向き合い続ける姿勢は今も大切にしています。

今後の目標を教えてください。

世の中でトレンドになっていくものには積極的に触れていきたいと思っています。メディアの種類は今後も増え続け、企業が持つ顧客データなどの優位性は顕著に現れてくると思います。そのデータを使って何ができるか、何が見えてくるか、今後も企業の課題を解決していくにあたりそこには敏感に反応していきたいですね。その中でもやはりデジタルは鍵になってきます。私自身大学時代はガラケーを使っていましたが、スマートフォンを持つ今ではオンライン上でのコミュニーケーションの便利さに驚かされています。ビジネスとしてのチャンスだけでなく、システム面でも進化していることを日々感じています。生活面で変わっていくことはビジネスではもっと多様に変化していくので、今後はその変化に触れていくことで仕事に応用していきたいです。

最後に就職活動を行う在学生へメッセージをお願いします。

就職活動を意識し始めると、情報のインプットの機会が増えてくると思います。しかし大切なのは自分がその情報に対してどう思ったか口に出してアウトプットすることです。面接においても「○○について知っていますか?」よりも「○○についてどう思いますか?」と問われることが多いと思います。自分なりの見解に加えて、なぜそう思うのか自分だけのバックボーン、経験から話すことを意識してみてください。私も社会人になり雑誌やwebニュースなどインプットの機会は増えましたが、仕事においてその情報をどのようなプロモーションに活かせるかを考えることでアウトプットするよう心掛けています。

また、就職活動をする上で思い通りにいかないこともあると思います。しかし思い描いた通りにならなかったといって自分を否定しないでください。会社、面接官との相性もあります。そこで何を学んだか、次はどうしようか、考えることが大事だと思います。大学を卒業しファーストキャリアの選択は確かに大切ですが、焦らずに自分の経験と会社の理念との擦り合わせを行いながら自分に合う会社を探してみてください。

応援しています。

【取材・記事】
肥田真男(経営学部4年)、北村謙一朗(文学部3年)

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