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龍谷大学

HOPE!~龍大生なう。~ vol.5 佐藤思水さん

Introduction

今回は、第91回創立記念降誕会実行委員会の企画部長・佐藤思水さんに話を伺いました。今年のテーマは「あらた」。さまざまな苦労があったものの、今までにない新しい企画で降誕会は成功のうちに幕を閉じました。それを牽引した佐藤さんが、企画部長としての経験を通して得たものとは?降誕会を成功に導いたその原動力について、じっくりと語っていただきました!

「実行委員会で新しいことに取り組み、自分の視野を広げたい!」

そんな思いを語ってくれたのが第91回創立記念降誕会で企画部長を務めた佐藤思水(さとう しすい)さんです。

佐藤さんが企画部長を務めることになったきっかけは、2年前の第89回創立記念降誕会実行委員で一緒に頑張ってきた女性が、今年の第91回創立記念降誕会の委員長に就任し、その方が佐藤さんを企画部長に推薦したことからです。「自分の支えで委員長のプレッシャーを少しでも減らしたい」と思い、企画部長を引き受けました。

佐藤さんには「この委員会でいままでされてこなかったようなことをできる限り行って、自分の視野を広げていきたい!」そんな強い思いがありました。そこで、今年の企画の一つに京都駅ビルでパフォーマンスや街角インタビューを行う「京都駅ビルイベント」を発案します。しかし、実行委員会の幹部を務める学生の反応はあまりよくありませんでした。理由は「できない」という固定概念が行動する前から彼らにあったためです。この考えに対して、佐藤さんは「何も行動していないのに、できないというのはおかしい。一度実行するべきだ。実行しなければ動員数も増えないし、新しいことは何もできない。」と幹部を務める学生に思いを伝え続けました。すると、その思いが彼らに伝わるとともに大きな刺激にもなり、京都駅ビルイベントだけでなく、他の企画でも積極的に実行委員会全員が動く姿勢を生み出していきました。

創立記念降誕会の成功に向け、必死に頑張っていた佐藤さんですが、その反面、「自分は企画部長を務めているけれども、企画を作るだけで、どんなに頑張っても目立つことはない。」という悩みを抱えていました。しかし仲間同士の理解や、佐藤さんのお兄さんの励ましが支えとなり頑張れたと言います。「必ず誰かが頑張っている自分を見ていてくれるということに気付きました。」

創立記念降誕会は無事終了。今年の目標は例年よりも多くの集客を集めること、そしてこれからの2~3年で動員数を増やすための体制を作ることでした。その結果、例年よりも多くの集客を集めることができました。「何を持って成功とするかは意見が分かれるかもしれませんが、僕自身は結果に満足しています。」そう笑顔で振り返る佐藤さん。今回おこなった自分たちの活動の軌跡を資料として残し、次へとつないでいくことが今の目標だそうです。

「企画部での仕事を通じて、やればやるだけできるということや、自分から動くことが周りを動かす原動力になる。」それに気づいて挑戦する意欲に芽生えたことが、創立記念降誕会実行委員会・企画部長を佐藤さんが務めて得た一番大きなものでした。この経験は将来にも必ず活かされていくはず。これからの佐藤さんの活躍に期待です。


【取材】
北尾彰悟(経営学部3年)、上芝覚子(文学部1年)、馬木浩之(社会学部1年)、外賀実乃里(文学部1年)
【記事】
上芝覚子(文学部1年)、馬木浩之(社会学部1年)

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